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浅草十二階(凌雲閣)~江戸東京博物館

明治23年(1890年)、パリのエッフェル塔(276m)の開業の翌年、高さ52メートルの展望塔がある建物、浅草十二階(凌雲閣)が東京浅草に誕生しました。

レンガを積み上げてつくったものですから、鉄骨を組み上げて作ったものとは違って和洋折衷の何重の塔というイメージのものだったのでしょう。
 
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各階が30数坪ほどあったらしく、二階から七階までは土産物店などが入り、現代の東京タワーやスカイツリーのようなものだったんでしょうね。

当時としては世界的にもまだ珍しい電動モーター式のエレベーターを設備し、七階まで乗客を運んでくれたそうです。

しかし浅草十二階は数奇な運命をたどりました。エレベーターは構造的に不安定だということで翌年に使用中止となり、大正3年に復活したものの大正13年の関東大震災で、建物そのものが崩壊してしまいました。

以上江戸東京博物館で見た浅草十二階(凌雲閣)の模型から、細馬宏通さんの著書「浅草十二階」を、本棚から引っ張り出して綴ってみました。

凌雲閣には何故か惹かれます。