宮城県は、稲わら、牧草、ほだ木など県内のあちこちにフレコンバッグに詰められて山積みされている放射性廃棄物を、県内各地の既存の焼却施設で焼却する方針を打ち出したという。
8000ベクレル以下、一時期より数値が7割に下がったのが理由というが、放射能を除去する焼却設備が出来たわけでもなし、全く納得出来ない。しかも焼却の際の放射性数値を下げるために、既存の生ゴミと混焼するという姑息さには呆れてしまう。
もしそれに賛成するというのであれば、県知事以下県内の首長たちは焼却処分が終わるまで、焼却施設の風下で生活してもらいたいものだ。
フクシマ由来の放射性廃棄物は東電の敷地へ、それが出来なければ福島原発近くの高濃度汚染地(もちろん、東電が高値で買い上げて)に集約して保管、技術を確立した上で焼却なりすべきではないだろうか