一週間ほど前book offで買った文庫本6冊、中央の「伊達政宗謎解き散歩」の500円を除けば、全て100円、締めて千数十円。古書、買ってもいつもは積ん読なのだが、珍しく一気に三冊読了。
「自転車少年記」は高校時代に出会った自転車を通じて、少年が成長する姿を描く自転車礼賛記。
「おろしや国睡夢譚」は、江戸の終わり頃、伊勢の商人大黒屋光太夫ら17人が乗った船が遭難し、10年かけてロシアから2人だけ戻ったものの、鎖国という不条理(?)な時代のため故郷の土を踏むことは許されなかったお話。
「伊達政宗謎解き散歩」は隣町に住む伊達政宗研究の第一人者、佐藤憲一さんの著書。かつて著した「伊達政宗の手紙」などは政宗本人が読んだらさぞかし赤面するだろうと思われる好著だが、これも読み応えがあり一機に読み終えました。
さて残り三冊、先年話題の映画「野火」の著者大岡昇平の「長い旅」、そして夏目漱石「虞美人草」「こころ」だが、いつものように挫折しそうだなあ。
それでも経費は千円だから、取り敢えず三冊で元はとったか?
好きなものが安いってことは、いいことですね(^o^)/~~
