月山夏スキー場リフト2016.04.10
今年も恒例の月山夏スキー場開きに行って来ました。
ご存知のように、月山スキー場は豊富な雪を逆手にとって、春この時期に開場して夏まで営業します。そこで我々なまけものはスキー場のリフトを使って1500mもの標高をキセルさせてもらって夏スキーのゲレンデでだけではなく、周辺の月山や湯殿山のあちこちを滑ります。
あいにく今年の開場は日程二日目の10日ですのでリフトは使えませんから、初日は駐車場から姥ヶ岳下をかすめて、石跳川を上り例年よりかなり少ないとはいえ、雪で埋まっている川を渡り湯殿の尾根に取り付き山頂まで登りました。
仲間たち
リーダーはもちろんT内さん、毎年お世話になってます。いつもながら見事な指揮ですね。無駄が無いし安心です。春山とはいえ、山はいつ牙をむくかわからないですからね。
少しはうまくなったかなあ。言い訳すると、テレマークスキーって、かかとがフリーですから不安定なんですよ。うまくなったらやめようかと思ってるんですが、もはや時間との闘いですね。
二日目はオープンしたゲレンデのリフトを使って姥ヶ岳から湯殿山を目指しました。
姥ヶ岳の急斜面を降りると湯殿に向う急登、普通は、スキーに逆行しないようなシールと言われる布を貼って登るのですが、Y正さんの意見を取り入れてつぼ足(スキー靴や登山靴のまま登ること)で登りました。
春はつぼ足
やうやう近くなりゆく山ぎわ
あえぎ登りて
ニセピークに幾度もだまされるも
いとをかし
・・・その情景を山頂休憩の時、駄洒落てみたのですが、湯殿の急登って、何度もピークと思わせるところが、これでもかって現れてきてホント憎たらしいんですよ。
T澤さん
その日のリーダーは、仕事で帰ったT内さんに代わってA澤さん。
ところが、山頂付近は急にガスが出てきてホワイトアウト状態になりました。でもA澤さんお見事でしたね。「湯殿はお任せ!」の言葉通り、石跳川の左岸にドンピシャ、導いてくれました。
みなさん、ありがとうございまた。来年もまたよろしくね。








