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ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号

漫画家ちばてつやさんがブログで勧めていたので、買って読んでみました。

水木しげるさんの戦争体験「人間玉」 滝田ゆうさんの戦地から帰って来た兄が食べてゆけたのは、妹が・・・の「夢いちりん」 石坂啓さんの、失ってわかる、憲ちゃんに守られていたこと「さよなら憲ちん」等々、どれもこれも力作でしたが、ラジオこども電話相談の無着成恭さんの「どうしたら戦争は無くなるか」への回答が良かったですね。

無着成恭氏~(勝手に要約、すみません)

・・・電車で席を譲ることは道徳。宗教はその先、おかげさまでさせていただいた。だから私が救われた。これが宗教心です。

人の一生は、畜生→人間→畜生となります。畜生と人間の違いは誰かのために物を作るかです。その修行の過程で生まれるのが人格。格を持った人を人間と言います。...

それ以下もあります。餓鬼と言います。犬や猫は畜生だけれども自分の守備範囲で暮らすから、戦争をしません。

餓鬼は欲の皮がつっぱっていて、むさぼります。餓鬼が戦争を起こし、畜生や人間を巻き込み地獄に落とします。餓鬼の方は早く畜生になってその先人間になっていただかないと困るんです。

「三度の天災に遭うより、一度の戦争に遭わない人は幸せだ」というんです。戦争は防げます。東日本大震災で大きな被害にあって、多くの人の心も体も傷つい
た。あれを三回経験するより、一度の戦争の方が酷いと言うのです。

「あなた何歳?あなたの人生は生まれてから死ぬまで戦争はないでしょう。それは良かった。本当に良かった。幸せな人生でしたね。」

無着さんと言えば、我々の年代では、終戦後の山形の農村の子供たちの綴り方、「山びこ学校」を指導した方で有名ですね。

戦後70年、もう一度平和の大切さを確かめるには、ワンコインの漫画誌、安かったですね。

ワンコインの価値は十分にありました。