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「人(狩猟民族)は足下が暗くなる前に家に帰るものだ」アイヌ新法を成立させたアイヌ人萱野茂さんが、参議院議員を一期で去るにあたり語った言葉。~TV「林先生の生きざま大辞典」より。

しがみつくこと、しがみつかないことどちらも美学ですね。

ところで林先生って言えば、「いつやるの?」「今でしょう!」が有名ですが、最近のテレビ番組劣化の中、この深夜番組いいですね。


その前の週でしたか紹介された、江戸の風俗を描いた江戸時代の「守貞謾稿」のお話なんかも良かったですね。

江戸の終わり頃、上方から江戸にやってきて風俗の違いやらにカルチャーショックを受けて著したものらしいのですが、アマゾンで「守貞謾稿(5)」とありましたから、思わず買っちゃいました。

岩波文庫で5巻シリーズになっているってことだったので、「安い!」と思って注文したのですが、その内の1冊、5巻目だった落ちはついていたものの内容も良かったですね。

作者喜田川守貞は、30年かけてこの大著を完成させたそうです。

食べ物や文化、上方と江戸との比較から丁寧に書き起こしていて興味深いものがありますね。

・・・寿司は筥(はこ)寿司と言って、酢飯に卵や味付けしたしいたけや鯛などの具材を載せたものが始まりだったそうですが、江戸から先に、今風の握り寿司に変わって行ったそうです。

酒の燗も直火で温めていたものが、燗徳利を使うようになったことや、味噌の溜まりを使っていたのから、醤油にとって変わったのも、江戸も半ば過ぎからのようです。

江戸後期のやきものに興味を持っているものですから、不明がちょっと恥ずかしいですし、 この本の存在、もう少し早く知りたかったですね。

今まで知らなかったことも、ある意味悔しいですし、今度は全巻みつけて読破したいですね。