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高城川~松島町幡谷 2014.04.27

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仙台藩は元禄時代、現在の大崎市鹿島台と松島町の間に横たわる広大な品井沼(しないぬま)の干拓を始めました。

藩政時代には、曲がりくねった川と人力で掘ったトンネルによる排水だったので、耕やすことの出来る土地はまだまだ狭いものでした。

明治になり、お雇い外国人の設計により、沼の南端に堤防を築き、サイフォンの原理によって、沼に流れ込む水をくぐらせ、そこから直線的な水路を作って、松島湾に注ぐ高城川に水を導くことで、ようやくその大事業は完成しました。