2013.08.18
今年も西馬音内盆踊りに行って来ました。
震災の年に復興祈願の塩釜の祭りで見たのが始まりで、現地へはその年から出かけてますから今年で3年連続になりました。
マネキンに値札がついていました。何の値段か聞いたら編笠でした。
3時過ぎに着きました。踊りの開始は午後7時半からですから、少し町を歩いてみました。
これは「大黒屋」さんと言う老舗の金物屋さんなのですが、お店の一部を開放していました。
おばあちゃんのお話ではこれは、婚礼の荷物などを入れる長持ちを包む布、「ゆたん?」だそうで、その後「夜着」(かいまき)になり、タペストリーにしたものだそうです。
その他に、町角の自宅を開放してギャラリーにしたり、みなさんが町を祭り一色に染め上げていました。
OHZAN
喫茶「OHZAN」は、材木屋さんの、往時は文人墨客が逗留したゲストハウスだったものを改造したものだそうです。
おごってやるからと、3人で「3×840」と書かれた伝票を持って、千円札1枚出してレジで仁王立ちしていたら、「お一人さまづつの御精算ですか?」と聞かれたのはご愛嬌でした。
一人づつホウロウの急須に2~3杯分のコーヒーとこのロケーション、高いって言えば高いけど当たり前って言っちゃあ当たり前かもしれません。
4月から始めた営業は今日で終わり、また来年だそうです。ラッキーでした。
会場に向かうのでしょうか、彦三頭巾の少女に写真を撮らせてと声を掛けたら気軽に応じてくれました。
男の人の踊りもいいですね。でも何かで読んだんですが、戦前の男踊りはもっと豪快だったらしいですよ。700年も続いてるんですからいろんなことがあるんでしょうね。
今日8月18日は三日間行われる盆踊りの最終日、お蔭様で感動のフィナーレを見ることが出来ました。
動画を撮っていたので残念ながらフィナーレの写真はありませんが、駐車場へ向かう道すがら写真を撮らせてもらいました。
無事に終えた安堵感でしょうか、燃え尽きた気持ちでしょうか、みなさんいい顔してますね。
この方は「60年踊ってます」っておっしゃってました。
各地に踊りの愛好会が出来ていることから、他の地方から踊りに参加する人も多い中、最終日が日曜日の深夜だったからでしょうか、写真を撮らせてもらった方はほとんでが地元の方でした。
おや!見たことのある子だなって思ったら、大声で「音頭」を歌いながら踊っていた子でした。お母さんお姉さん親子で踊ってたんですね。
親から子へ、嫁に行っても戻って来て踊る。それがこの盆踊りの良さですね。
西馬音内盆踊り 寄せの太鼓は ほんとによく響く東京さ行たども 博多さ行たども 好かれて里帰り
西馬音内盆踊り~永遠に続け~
日本て、いいですね~。















