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十六夜の月 2013.06.24

「君やこむわれや行かむのいさよひに槙(まき)の板戸もささず寝にけり」  
     そせいほうし 古今和歌集巻十四恋歌四

昨夜のスーパームーンもきれいでしたが、今夜の十六夜の月もなかなか捨て難いですね。

十六夜(いざよい)とは満月の翌日、月が遅れて登ってくることから「ためらう」ことの意味の「いさよふ」が変化して「いざよい」、十六夜の月になったといいます。

このうた、君が来ると言い、私が行くと言い、ためらっているうちに槙の板戸に錠もささずに寝てしまったという意味のようですが、いつの世も恋は情熱の中に繊細さを秘めています。

いさよはないようにお付き合いしないといけませんね。