小沢昭一さんが亡くなりました。

東京に生まれ、江戸の文化、日本の「芸」をこよなく愛した小沢さん、功績を見聞きするたびに惜しい人を亡くした思いを強くします。

以前もブログに書いたが、かつて小沢さんは「わらっていいとも」の初期の頃、番組のコーナー、テレホンショッキングにゲストに出た。

視聴者が、やらせじゃなく本気でスケジュールを飛ばして、次のゲストが駆けつけてくれるかハラハラ見ていた頃だ。

「いや、日頃タモリさんを見ていて是非お会いしたいと思っていました。あなたの芸は素晴らしい、心服、いや尊敬しています」というようなことを彼は言った。

ボクは、テレビ草創期からの大御所、小沢さんでもタモリさんの芸を評価してるんだと、素直に思った。

翌日のゲストは、小沢さんの仲間の「せきこえのろにあさらあめ」のおじさん、永六輔さんだった。

「彼はね~、どんな相手でも気持ちよくさせる芸を持っているんですよ」と言った。

江戸の幇間(ほうかん)、つまり太鼓持ちは、旦那衆について歩いて、座を盛り上げる芸を持っていた。

小沢昭一さんは、「江戸の芸」や、「放浪芸」研究の第一人者だった。

図式としては、ちゃめっけある永さんと小沢さんが、タモリさんを二日がかりではめたってことかもしれない。

「無駄飯を食った挙句のちゃんちゃんこ」 日出男

省みて当方、馬齢を重ねて本日60歳の誕生日を迎えてしまいました。

残された日々は多いんだか少ないんだかわかりませんが、これまでより少しは世のためになるよう生きたいと思っています。

これまで同様、みなさまのあたたかいお励ましをお願い申し上げます。