仙台での会議の前に、駅前の市民市場に寄った。

千円の魚を値切って買おうとしたら

「魚屋、もうがんね(もうからない)んだよ」と
言われてしまった。

話し好きな親父さんで、問わず語りにそのわけを丁寧に話してくれた。

どうやら、魚が入らない、だから高い、そして売れない、儲からないの悪循環
のようだ。

「どんどん補助金出して、小さい業者からでもたくさん復活させれば?」

水産特区などと長いスパンの事業を考えていることも復興を遅らせている原因かなと思い、そんなことを言ってみた。

「市場、人
手、冷蔵庫、色んなごどがあんだから、そうはいがないんだよ。」

どうもことは、こちらが考えているより複雑なようですね。