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今朝の河北新報によると、とうとう宮城県も、上限数(50頭)を超え85頭になったとして、熊猟解禁を前に狩猟自粛を要請したという。

「葉っぱ塾」主催の八木さんのブログで、山形県はとうに制限頭数を超え、先生も対策に尽力されていることは知っていましたが、がくぜんとしますね。

しかし平成19年からここ5年の宮城県の熊による人身被害を見ると、5件。なによりも人命、人身は優先されるものとはいえ、宮城県のツキノワグマの推定生息数500~800頭を考えると、もっと知恵がないものかと思います。

宮沢賢治は、童話「なめとこ山の熊」で、生活のために仕方なく熊を獲る主人公「小十郎」の苦悩の日々を描いています。

最後には、そんな小十郎を好きになっていた熊に間違って殺されてしまいますが、「これが死んだしるしだ。死ぬとき見る火だ。熊どもゆるせよ。」と言って死んでいきます。

ボクは山菜採り山登り等々、熊にいつ出遭ってもおかしくないことをしていますが、その時は仕方がないかな?と常々思っています。

そういう意味から言えば、ボクとクマの命の重さは対等ですね~?