今戸箕輪浅草絵図
江戸切絵図
大江戸図
大江戸図部分
江戸も終わりの頃になると、庶民も気軽に旅が出来るようになってきたのだろうか?それまでの江戸を1枚に描いた地図に代わり、30枚前後に分けた切絵図(きりえず)が登場した。
人文社1995年発行の『嘉永・慶応江戸切絵図』によると、この版元尾張屋は、それまで錦絵や絵草子などの版画を手がけていて、豪華な多色刷りはお手の物だったらしい。
東都駒込邊図
山登りが趣味だからだろうか、ボクは地図が大好きだ。知らない土地を地図無しで歩くなどは考えられない。
でもこの江戸切絵図は、高嶺の花。1枚ものの大江戸図を額に入れ部屋に飾って楽しんでいた。
そんなある時、幸運が舞い込んできた。知り合いの骨董屋さんがこの切絵図を見せてくれた。うわさには聞いていたが浮世絵のような美しさに魅了された。
枚数を数えると25枚。7~8枚不足だと思ったのでそれを話すと超格安で譲ってくれた。
東京タワー
芝口南・西久保・愛宕下之図拡大
先日東京に行って来た。スカイツリーは行けなかったので、東京タワーに昇った。
もちろん行く前と帰って来てから切絵図をチェック。東京タワーはちょうど増上寺の裏手にあり、桜田通から坂を上がって来たら江戸を歩いているような気がした。
東京タワー150m地点からスカイツリーを望む
隅田川向島絵図
同拡大 業平橋付近
東京スカイツリーは業平橋駅、押上駅辺りと言いますから切絵図ではこのあたりでしょうか?
日比谷から馬場先門方向
日比谷から桜田門方向
二重橋
切絵図大名小路 拡大
「東京だよ、お爺さん」じゃないですけど、中学校の修学旅行以来の皇居二重橋、いやぁ感激でしたね。
この辺り、お濠とか桜田門は江戸時代から変わってないですからね。まさしく江戸でした。
柴又駅寅さんと
やあ、みなさんも古地図片手に江戸散歩いかがですか?復刻版もありますし楽しみが倍加すること間違いないですよ~。
では、古地図片手に持った同士で江戸のどこかで会いましょうか~?














