ある時、二十歳の若者が七十歳の大金持ちに、「ボクの若さをあげるから全財産を下さい」と持ちかけた。
台湾出身の作家「邱永漢(きゅうえいかん)」氏の著作にこんな例え話が載っていた。
直木賞作家であったが、事業でも成功した同氏はお金儲けのハウツー本も数多く出していた。
「半分ならあげるが、全部はあげない」が氏の答えだった。
ボクが読んだのは30代半ばの頃だったろうか?ボクにはこの答えが解(げ)せなかった。
二十歳の若さ?もらったらいいんじゃないか?と思った。70歳なら残り数年から十数年、20歳なら残り50~60年、氏の気持ちがわからなかつた。
・・・・月日は流れ、老人のそんな気持ちが少し分かりかけてきた。
「老い」は人から、やり直す勇気も奪い去ってしまうのではないかと。
台湾出身の作家「邱永漢(きゅうえいかん)」氏の著作にこんな例え話が載っていた。
直木賞作家であったが、事業でも成功した同氏はお金儲けのハウツー本も数多く出していた。
「半分ならあげるが、全部はあげない」が氏の答えだった。
ボクが読んだのは30代半ばの頃だったろうか?ボクにはこの答えが解(げ)せなかった。
二十歳の若さ?もらったらいいんじゃないか?と思った。70歳なら残り数年から十数年、20歳なら残り50~60年、氏の気持ちがわからなかつた。
・・・・月日は流れ、老人のそんな気持ちが少し分かりかけてきた。
「老い」は人から、やり直す勇気も奪い去ってしまうのではないかと。