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仙台国分町

被災地仙台の歓楽街国分町は、震災特需で賑わっていると言う。

ゼネコン社員、復旧に携わる他県からの応援社員。地元土木建築業者、作業員etc・・・・・。

元請けのゼネコンは、地元業者は人手が足りなくて人件費が高騰し高くつくから、東北の他の県の業者に頼むことも多いという。

人が寄ればお金が動くのは道理だからなんの不思議もないのだけれど、震災大津波後の地元の話であれば手放しでは喜べない気もする。

震災直後、援助物資を持ってやってきてくれた、神戸の阪神大震災経験者が言っていた、「好景気がやってきますよ」をポカンと口を開けて聞いていたが、それが今、ここでは現実になっている。

一方で、肉親を失い精神的に立ち上がれない人。職場を失い、未来を見出せない人がいる現実。

被災地の人々はまだあの津波のように、くり返しおし寄せてくる波にもまれ続けているようだ。