ソウル駅
今日はソウルの街のいくつかを紹介したいと思います。
ソウル駅・・・東京駅と似ていると思ったら、やはりあの時代の建物、どちらも同じ1925年の竣工でした。
東京駅
設計者は違うようですが、時代の影響は大いに受けているようですね。以前は南大門駅と呼ばれていましたが、1922年に京城駅と改名されたとのことです。
いわゆる日韓併合、日本による植民地支配が決定的になったのは1910年、李朝の都「漢城」は「京城」となりました。日本人の居留区はこの京城駅(現ソウル駅)から東側、南山の北側の南大門、明洞(ミョンドン)の方向に設定して明治町、本町、南山町のような日本的な町名にまで変更し、ついには南山の麓に乃木神社や朝鮮神宮まで建てたそうです。ちょっとやり過ぎでしたね。
現ソウル駅内部
東京駅は現役ですが、ソウル駅は使われていなくて、改装した後の今年からソウル駅文化館として公開されるそうです。
参鶏湯(さんげたん)
烏骨鶏(うこっけい)
移動する前に、参鶏湯で腹ごしらえをしました。ボクはこの現地語でオコルゲ(漢字は烏骨鶏?)と呼ばれる骨まで黒い鶏の参鶏湯はどうも苦手です。純粋に味だけを楽しめば変わらないのでしょうが、どうも骨の黒さが気になってしまいます。今日は同行のT田さんをそそのかして食べてもらいました。様子を見てたらなんとも言えないって顔をしてましたね。
徳寿宮(トクスグン)
この日徳寿宮では、ちょっと名前は覚えられなかったのですが、観光客向けに李朝時代の儀式を再現していました。
李王朝9代目成宗(ソンジョン)王の兄、月山大君の私邸であった徳寿宮は、1592年の壬辰倭乱(イムジンワラン)、日本で言う秀吉による文禄の役で焼き払われた王宮、景福宮の代わりに、後に王宮となったそうです。
ソウルの繁華街ビル群の中にあって、古さと新しさのコントラストがいいですね。
中和殿
ソウルも秋ですね。大陸の気候ですから特徴は良くわからないのですが、ちょうど仙台と同じくらいの気温でした。でも冬は氷点下20度とかになり、雪は少ないのですが、寒さは厳しいそうですよ。
大河ドラマ「坂の上の雲」を思い起こさせる軍服姿の出で立ちが見えましたが、ここを舞台の古写真展などをやっていました。徳寿宮はその頃の時代の条約調印など、歴史の表舞台に使われたそうです。
光化門(カンハムン)
タクシーで移動の途中、車内から撮りました。去年のブログでも紹介しましたが、1392年、高麗を滅ぼし朝鮮半島を統一した李成桂(イ ソンゲ)の李氏朝鮮は、風水に基づき東西南北に門を作り塀をめぐらし、都の漢城(ソウル)を城内と城外とに分けました。城内に住んでいない商人たちは日が暮れると城外に立ち去ったそうです。
この光化門は北にあたります。ただしこの北門だけはその上に王宮をつくり「景福宮」(キョンボックン)としました。
風水に基づいて作りましたから、後ろに山が控えていなくてはならないらしく、その背後にはかすかに山並が見えます。秀吉軍が破壊した宮殿は1867年に再建したそうで、300年も後だったんですね。
仁寺洞1(インサドン)
仁寺洞2(インサドン)
仁寺洞3(インサドン)
仁寺洞4(インサドン)
仁寺洞はすっかり若者の町に変わりました。ボクが初めて訪れたのは15年以上前だったでしょうか、古い骨董屋さんが軒を連ねてました。骨董に関しては目利きのつもりでしたから、李朝時代の白磁とにらんだ提灯壷を、没収されないかと、ひやひやしながら税関を通ったことを思い出します。そんな宝ものなわけないでしょ、アホですね。
でも「東西古美術店」(トンソコミスルチョム)が無くなってたのは淋しいですね。寡黙な店主で、韓国語と英語しか話せない人でした。ボクは日本語だけ。押し売りはしない人でしたから、行くと二人の間には独特の雰囲気が流れました。・・・・勝手に思ってただけですけど・・・。
左餅台(餅の型)、右水滴(習字道具)
そういえば昔、そこでこんなものを買いました。左の餅台はいいのですが、右の水滴はいけません。表の蝶でしょうか、花でしょうかそれは良さげなのですが、裏の高台の焼いた後のようなところがいけませんね。ま、骨董の世界はダマしダマされですからね。それもまた楽しです。
清渓川(チョンゲチョン)
仁寺洞から宿のある南大門方向に歩いていくと、街の中を流れる川にぶつかりました。清渓川(チョンゲチョン) です。古い時代からこの川の治水は課題だったらしく、日本の植民地時代から蓋がかぶせられ地下を流れているのを今の大統領がソウル市長時代に、街の中を流れる川として復活させたそうです。
韓国銀行前噴水台広場
日本で言えば日銀でしょうか、植民地時代の建物ですね。後でわかったのですがこのアングルの後ろに新世界百貨店、戦前の韓国三越の建物があったんですが、知らずに撮りませんでした。5階建てで今も現役だそうですよ。おばあさん達には絶大な人気の百貨店だそうです。なにやらどこかでも聞いたことがあるようなないようなお話ですね。
豚カルビ
カルビと言えば、牛肉か、最近では3枚肉の豚カルビですが、この豚カルビは美味しかったですね。豚の臭みは全くなし。
こうして韓国の最終日は更けていきました。明日は6時起床、でも少しだけ南大門の屋台でさらっと仕上げをしてから宿に帰りましょうか?



















