大東岳~春撮影(仙台市太白区)
秋山シーズンに備えて、なまった体を鍛えるために大東岳(1366m)に行ってきました。
この山、仙台の市街地から1時間程で行ける山のくせに、何故か一丁前にハードな山、昔から仙台の岳人たちの研鑽の場として使われてきました。
盤司岩(ばんじいわ)
仙台の奥座敷と呼ばれる「秋保温泉」を過ぎると、盤司岩が見えてきます。(バンジージャンプをする岩ではなく、山ノ神さまの盤司盤三郎兄弟伝説の岩だそうです。)そこを過ぎたビジターセンター付近が登山口です。
やはり市街地に近いせいなのでしょうか?人工の杉林が続きます。それでも二口山塊(ふたくちさんかい)と呼ばれるところ、水は豊富です。いくつかの徒渉(としょう、沢をわたること)を繰り返して進みます。
オクモミジハグマ
時折、見知らぬ花に出会います。帰って来て調べたら、オクモミジハグマでした。漢字で書くと奥紅葉白熊でしょうか?白熊(はぐま)、ヤクの白い毛で作った仏具からきている名前だそうです。
長い杉林を過ぎると、ブナ林の急騰が始まります。それにしてもきついですね。
ツルリンドウ
泉ヶ岳、北泉ヶ岳
険しいのですが標高が低い山、いつまでも高い樹木が続くため視界がとれにくいのに加えて曇り空、「だからあなたは嫌われる」とか、心の中で悪態をつきながら進みます。
「鼻こすり」
「鼻こすり」・・・・・いやな名前ですね!斜面に鼻をこする位の傾斜だから付けられたんでしょうね。今日は利用しませんが帰りのコースには「弥吉ころばし」って斜面もあるんですよ。もうバテバテ、登り始めから3時間以上過ぎています。
大東岳山頂
晴れていれば船形山、月山、面白山、朝日連峰、鳥海山も望める山頂ですが曇天のため、山々のシルエットがかすかに見える程度でした。それより息つく暇も無い3時間45分のこの急登、なんなんだ~?
ヤマジノホトトギス
午後から雨の予報です。帰途を急ぎます。
大東岳軌跡(出だしのデータ無し、GPS交信とれず。)
帰ってから気がつきました。この1366m、スタートが400メートル地点だったんですね。実に標高差950m以上、今の震災太りのボクにはちょっときつ過ぎましたね。
でもいい汗かかしてもらいました。また出直します。ありがとうございました。
あ、昔からあった盤司山荘の湯、良かったですよ。秋保温泉には日帰り入浴できるところもいっぱいあります。それに温泉街にあるおはぎで有名な「さいち」スーパー、知ってますか?おはぎとお惣菜買って帰ったら、自宅の山ノ神の方はにっこりと微笑んでくれました。イエ~イ










