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「青柿」 大山忠作 画

バブルがはじけた頃知り合いの古美術商が大山忠作氏の絵を数点持っていた。

価格は最盛期のン10分の1程。そんなに安くなったのならもったないと知人に紹介した。

バブル期はイケイケの知人、錦鯉(にしきごい)二匹描かれている絵を買った。

「バブル期は一匹あたり00万円もした」という決めゼリフにグラっときたようだ。

古美術商に何ヶ月か後、残りの絵はどうなったかと聞いたら、まだ売れてないと言う。この業界ご他聞にもれず年の暮れは値段が安くなる。言い値で譲ってもらった。

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 2011.05.31

今朝庭の柿の木を見上げると、柿が小さい実をつけ始め、陽の光に葉脈が透けて見えた。

「日本画家大山忠作恐るべし」。

ごっつぁんですチョキ