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看板娘?看板息子


今日は皆さんを、仙台の冬の風物詩、暮れの「仙台朝市」にご案内いたします。


何しに行ったかって?もちろん!山ノ神への今年最後の感謝のゴマすり、アッシー君です。・・・・音譜山も白銀~音譜ですからね~音譜

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仙台朝市 2010.12.28

仙台駅から徒歩5分の立地にある仙台朝市は、戦後の青空市が始まりだそうです。青空と呼ばれただけあって、当時はもちろん屋根なし。食料難の時代に、背負子(しょいこ)さんと呼ばれる人たちが運ぶ商品で、市がなりたっていたそうです。

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今庄(いましょう)青果代表 庄子泰浩さん

ボクが焼き芋の写真を撮っていると、「それじゃあ大きさがわかんないでしょう!」と、焼き芋2本つかんで持ち上げて、写真を撮れと声をかける人がいます。

「えっ、仙台朝市組合の代表の方?」確か最近見たテレビに出ていた方でしたあせる

「この前テレビに出てましたよね!?」

「今日も取材来てますよ」とニコニコ笑っています。

「ブログにUPしようと、写真を撮ってるんですよ」

「見たいなあ」

「いやあ、UPしないかもしれないし・・・・・」

「ボクもブログあるんですよ、今庄青果って題名で」

いやあ、びっくりしました。師走のかき入れ時に、見ず知らずの写真撮りのおっさんに、声をかけてくれて感激です。庄子泰浩さん、商人の鑑(かがみ)のような人ですね。

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仙台商人

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ナメタガレイ(ババガレイ)

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ヤキハゼ

仙台の正月に欠かせないナメタガレイ、そしてお雑煮のダシをとる松島湾のハゼもしっかりならんでました。

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鱈(たら)

思い出しました。藩祖政宗公は400年前に、年越しに食べる鱈が正月になっても城下にあまり出回らないことに、商人たちの買占めをやめさせる手紙を残しています。このにぎわいと、ものの豊かさを見たら、なんと思うんでしょうね?

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宮城TV「OH!バンデス」 伊藤拓アナと庄子代表

先ほどからあちこち歩いている、背が高くて見たことのある人がいました。宮城TV「OH!バンデス」の拓さんでした。「OH!バンデス」って確か16時前からの番組。ずいぶん早い時間から取材が始まってるんですね。努力に頭が下がります。

打ち合わせを立ち聞きしてしまいました。拓アナが、仙台朝市の「売り」と「暮れの買い方」を聞いてました。

庄子さん、「相対取引が仙台朝市の良さ、今日あたり来たお客さんには良い品を勧めます。ですから、良い品を欲しい方はお早めに。そして30~31日に来たお客様には残り物のを。確実に半額にはなります」

拓アナ「それでいきましょう!」

そしてボク、家に帰ってから本番を見ました。お二人の掛け合い、お見事!でした。

拓アナ、番組の最後に「来年はどんな年に?」と水を向けると、庄子さんは「実は今年母を亡くしたんですけど、来年は良い年にしたい。いや、しなければなりません」と答えました。

好漢、庄子泰浩さん。仙台朝市、仙台商人ばんざ~いグッド!