少年画報 昭和33年5月号
今日はクリスマスイブ。
昭和の子供のその夜を思い出してみた。
チキンとか、そんな今風で品の良いものはなかったから、当時のご馳走らしきもの、カレーライスでも食べたのだろうか?
あとは、バタークリームのケーキを食べて、眠りにつく。
あくる朝眼が覚めると、まくら元には付録で分厚くなった「少年画報」。
当時の子供は、夕暮れまで外で遊んで、家に帰るとラジオから流れてくる、「赤胴鈴之助」そして「まぼろし探偵」を聴いた。
敗戦によってボロボロになった人々のよりどころは、それまで、唯一絶対だった「国家」から、悪を滅
ぼし、弱気を助け、強きに立ち向かうそれらヒーローの「正義」に代わった。
そして今、そのよりどころは見失われ、人々は漂泊する。
昭和33年の「少年画報」、定価110円。
親父、おふくろ、高かったろうな。




