霧の中を行く
午前5時過ぎに宿を出発した一行8人。昨日の「お天気祭り」が足りなかったのか、精進不足か?雨は降っていないが、霧は一向に晴れません。
阿弥陀池
阿弥陀池もご覧の通り、霧の中です。K一さんなら、どんな冗談言いながら登ってるかな~?
そこからおよそ20分の横岳への急登です。みんなもくもくと登ります。
横岳から見たムーミン谷
横岳に上がったその時です。霧が晴れてきました。実に感動的でした。北から南の方向へ霧が流れ、晴れ間の下にムーミン谷が見えてきたのでした。K一さんが演出してくれたんですかね。
コマクサの群落
コマクサ
大焼砂(おおやきすな)からムーミン谷にかけては、運が良ければコマクサの大群落が見られます。コマクサはこんな火山礫でしか生育出来ない、不思議な植物です。
何度も来ているメンバーが「今日のコマクサはサイコー!」って言ってました。途中で風が強いからと引き返した人がいましたが「もったいない!」とまでは言いましたが、それ以上は言えませんでした。
大焼砂のあの風は弱いほうだし、ムーミン谷でおさまるのはわかっていましたが、それぞれ体力も違いますからね。
ムーミン谷のチングルマ
チングルマ
写真家気取りで、木道に腹這いになって撮っていたら、T巻さんから、「トドみたいだ」と失礼なことを言われました。
トドは別に構わないのですが、調子こいて、近くにばかり焦点を合わしていて、あまりいい写真は撮れませんでした。期待していた方がいたらごめんなさい
エゾツツジとチングルマ
チングルマは、稚児車(ちごぐるま)からきた名称とか。この茶色の綿毛は花が終わったもの。稚児の遊ぶ風車にも見えたからとか?
ムーミン谷の急坂
ムーミン谷から尾根へは超急登です。そういえば初めて来た頃はきつかったですね。今?今は少し快感です
シャクナゲと岩手山
尾根からは、二手に分かれることになりました。このメンバー、ここがいいですね!ゆっくり隊5人はそのまま来た道を8合目まで。チョッピリ、モノだか、頭が足りない隊3人は、男女岳(おなめだけ)で神社にお参りして、シャクナゲコースを8合目まで下りました。もちろん、K一さんにお礼を言いましたよ。「守ってくれてありがとう」と。











