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松島 ホトトギスよ、鶴になって島々を翔け巡れ

「キョッキョ キョキョキョ」

今の季節、松島にあるなじみのゴルフ練習場に行くとこんな鳥の啼き声が聞こえる。この練習場、海は全く見えないところにあるが、ノーネットで山に向けて打っていける自然がいっぱいの立地にある。

「テッペンカケタカ」「特許許可局」

ホトトギスの鳴き声は、こんなふうにも言われているらしい。「キョッキョ キョ・・・・」と聞こえるボクには、「特許許可局」はわかるが、「テッペンカケタカ」は理解できない。

今、この辺りはアヤメの真っ盛り、奥の細道でもこの前に出てくる句は「あやめ草足に結ばん草鞋(わらじ)の緒」だ。

実は芭蕉さん、奥の細道で松島の句を詠んでいない。「松島やああ松島や松島や」というのは、誰かの戯作ということらしい。

奥の細道60数句中、10句ほど曾良の句が入っている。

芭蕉さんも、この時代になると門弟も相当な数になり、当代随一の俳句のお師匠さん。当然この「奥の細道」が後世まで読まれるものになることは予測できたはず。ここは同行の弟子曾良に華をもたせたのが真相だろう。

元楽天イーグルス監督、元捕手の野村克也氏は自分のことを王、長島と比べて「日陰の月見草」にたとえた。実際はそうは思えない出たがりやさんだったが・・・・。

この曾良さんはどうだったのだろうか?芭蕉さん一世一代の旅立ちだったろうから、身軽な門弟の同行希望者はいっぱいいたはず。相当出来が良く、まさしく女房役ぴったりの、従順な人だったのだろう。

話は変わるが、近頃の高校野球、ベンチ入り出来ない控え選手は、ユニフォーム姿でスタンドから最前列で応援している。

ボクにはあれが「拷問」のように見えて仕方が無い。聞くと、ベンチ入り出来ない選手があのようにチームを応援するのは、教育の一環、チーム愛、当然だと言う。そうだろうか?

1年生、2年生、そしてとうにベンチ入りを諦めたのならわからないでもないが、当落線上でベンチ入り出来なかった選手が、応援団の最前列に同じユニフォーム姿で、持つものはバットやグラブではなくメガフォン。素直に応援出来るのだろうか?

その昔、中総体の野球、郡予選で敗れた僕たちは、陸上の郡大会に駆りだされた。クラスの担任が陸上担当だった関係上、えこひいきされて3種競技に出ることになった。種目は100m、走り高跳び、砲丸投げだったのだがドサクサに紛れて3位になった。

郡3位が県大会出場の目安。まぐれとはいえ、期待に胸を膨らませていると3種競技だけは時間がかかるから2位までが県大会出場だと言う。学校は、気の毒に思ったのか補欠選手として連れてってくれるという。

もちろんあせる県大会当日、ボクの姿は、現在のイーグルスの本拠地隣の宮城野陸上競技場ではなく、家の近くの川でしたよべーっだ!