升沢コースブナ林
山は春開く 藤圭子「夢は夜開く」改作
一月二月三月と
雪の山道つらかった
冬はどんなにつらくとも
山は春ひらく~ てが![]()
船形山の山開きに参加しました。この山、山形では呼び名が違い、「御所山」(ごしょざん)と呼ばれています。
アジの開きや、石巻の川開き花火大会ならわかりますが、山開きは初めてです。
冬中、恐~いテレマーク山行を繰り返していましたから、春山、しかも団体であれば、らくちん登山だと、前夜から心浮き浮きでした。こんな気持ち何年ぶり?
今日の主催は「船形山岳会」。この山開き、以前は宮城山形両県の登山コースを持つ市町村の期成同盟会の合同主催だったとか。
今日のコースは「升沢コース」
宮城側は3つコースがあるのですが、その中の一番のロングコースです。標高1500mなのですが、登りだけで4~5時間、所要時間だけで言えば2千メートル以上の鳥海山や、岩手山並みです。
山岳会の方、大和警察署長さんの挨拶、自己紹介の後、6時30分出発です。
ブナとゴヨウツツジ 葉が五つだからゴヨウだとか。
なんと言ってもこのコースの良さはブナ林です。3時間もブナ林の中を行きます。
「ちょうど今頃のブナの色合い、葉の込み具合、間から見える空が最高」、同行のTさんがいみじくも言いました。
「三光の宮」碑
2時間ほどで「三光の宮」に着きました。三光とは、太陽、月、星のことだそうです。ここの碑には、それぞれのマークが彫られていました。
三光の宮より山頂をのぞむ
三光の宮より東の大倉山、高倉山をのぞむ
三光の宮は、西の船形山頂と東の日いづるところの一直線上、ちょうど中間点にあります。昔の人はここからご来光を望み、反対側の真西に沈む夕陽を見て、この小高い場所に何かを感じたのでしょうね。
ボクも霊気のようなものを感じました。祈りの根源というのでしょうか。
3時間ほどで升沢小屋に着きました。昔は壁がブロックで出来た小屋だったのですが、今は立派になりました。
雪の沢を進みます
踏み抜き注意
なんと言っても下は沢が流れています。踏み抜きに注意しながら歩き、雪のないところは飛び石を渡ります。
ところがあろうことか、出した前足を石で滑らし、平らな石に右の頬からこめかみ部分をぶつけてしまいました。
好事魔多し、「やっちまった!頭蓋骨骨折?ブッチャー状態、山ノ神をなめてルンルンだったからか~」
ところが奇跡が起こりました。あまり痛くないのです。確かにぶつかって、かみ合わせにまで衝撃を感じたはず。不思議なことってあるんですね。
その後親指の付け根が突き指状態になっていました。もしかしたら指をどこかにつけて衝撃を和らげていたのかもしれません。はしゃぎ過ぎはいけませんね。
稜線より泉ヶ岳方向をのぞむ
沢を登りつめると山頂への稜線に出ます。振り返ると右手から後白髭山、蛇ヶ岳、三峰、北泉ヶ岳、泉ヶ岳が見えます。
山頂小屋を望む
ここまでくれば、頂上は目の前です。すぐ山頂に向かうのがもったいなくなります。
白髭山、仙台カゴ、最上カゴ
月山
山頂は11時30分着でした。5時間かかりました。でもみんな晴れ晴れです。快適な山頂小屋で1時間休憩の後、出発です。帰途は未定だったのですが、沢を戻るのは危険と判断したのでしょうか、蛇ヶ岳経由になりました。
蛇ヶ岳山頂
蛇ヶ岳山頂を過ぎたところから、北の方に降りて行きます。ちょうど升沢小屋と三光の宮の中間地点に向かいます。
草原コース雪渓
ここは草原コースと呼ばれ、湿地、池沼帯です。でも上の方はまだ雪に覆われていて、滑らないように進みます。今年の雪の特徴は、「少ないが寒くて解けない」のだそうです。
栗駒山の駒形が見えなくて、雪がいっぺんに解けた、謎が解けました。(ダジャレになりましたね)
田植え時に駒形が見えなかったのは寒かったから。
その後雪がすぐに解けたのは少なかったからでした。
草原コースを下ると長~い長~い下り坂が続きます。このコースには1から30までの番号表示があり、出発地旗坂が30番です。この辺りはまだ半分位のところです。
あとは覚悟を決めて油断せず、戻ります。16時過ぎ無事旗坂に着きました。
船形山岳会の皆様ありがとうございました。そして我らの仲間、Tさん、Hさん、ありがとうございました。
追記 二日後の朝の洗顔時、
ふながたで 打った ほお骨が痛い~(小指の思い出改作)・・・・まだ懲りない私でした












