宮城県の方言 「こ馬鹿くさい」 | 山ちゃんのブログ
「こ馬鹿くさい」は、他人のために、一円にもならないことをする人、自分の利益にならないことをすることを、揶揄(やゆ、非難すること)していう言葉だ。
「あいづ、こ馬鹿くせえやづだ」というふうに使う。
標準語の「人を、小馬鹿にして」、とは全く違うようだ。こっちは「馬鹿にして」の陰険バージョンってとこだろうか。
この方言、宮城だけでなく福島でも使われていたようだが、どこかに温かみというか、周囲(あたり)が呆れて、あいつには叶わないというニュアンスも含まれている。
他人のための無償の行為、本来であれば、人として最も尊い行為。
究極の「小馬鹿くさいヤツ」は、江戸時代であれば、「直訴」「一揆」の首謀か?そこで待ち受けるのは、死罪。
「もう、がまんならねえ
」という、反骨の極み。
話は現代。
「マスコミよ、あなたは基地をどうするの?」という川柳があった。
みんなで知らぬ存ぜぬ、はたまた基地のなすり付け。
この国の「小馬鹿くせぇヤツ」は、この方言と共に、もう絶滅寸前のようだ。

