花巻人形「義経」
花巻人形「義経or武者」
では、義経はどんな容姿だったのでしょう?
我が愛する花巻人形では、こんなふうです。
初めてこの人形を見た時、どこかで見たことがある。と思ったら 高館の義経像とそっくりじゃないですか?天和三年(1683年)伊達家三代綱村公が作らせたそうですから、江戸後期製作と思われる花巻人形はこれをモデルにしたんでしょうね。
平家物語には「九郎は せいのちひさきをのこ いろのしろかんなるが、むかばのすこしさしいでて」とあります。
むかば(向か歯)ってのが、おそ松くんの「イヤミ」氏や明石家さんま氏をを想像しますが、単に上の前歯の意味のようで、「さしいでて」がつくことで、はじめて「出っ歯」の意味をなすようです。
要は小柄で色白、出っ歯だと書かれています。
でも壇ノ浦の合戦を前に、「おごる平家の言葉」ですから、義経記他大多数は色白の美男と書いているようですし、真に受けて悲観するのもどうかと思います。
最後に高館の義経堂の義経をUPにしてもう一度紹介します。
初めは彩色が鮮やか過ぎて、いま一つなじめなかったのですが、見れば見るほどいい男に見えてくるのが不思議です。


