裏山(焼山登山道)から見た後生掛温泉全景
後生掛温泉は、八幡平アスピーテラインの秋田側にあります。
アスピーテラインは、冬期間は豪雪のため、後生掛温泉に行くのには東北道、鹿角八幡平から南へ1時間ほどかかります。
このツアーに参加するのは、今年で4回目となります。
毎年、この温泉をベースに2泊3日のスキーツアーをするわけですが、最初の年にこの温泉がいっぺんで気に入りました。
全館地熱を利用したオンドル。湯治客との雑魚寝と温熱地獄の衝撃は凄かったですね。
とにかく暑くて眠れない。窓を少し開けるとかのテクニックを覚えるのに何年かかかりますね。
それと、湯治客との語らい。昔頑張ったお年寄りが湯治に来てるんですよ。今回もおじいさん達と話しましたよ。
その方は年に三回、15日ずつ来るんだって。
いいですね。って言ったら、「おめはん方だば、も少し頑張ってがら来(こ)」って言われたよ。
いや、オレも結構年なんですよ。と答えたら、あと10年頑張れっだって。やだな~5年にしてよ。
温泉は、宣伝するわけじゃないけど、最高だよ。もちろん湯量は豊富。天然サウナ、蒸し風呂、泥湯。今回風呂入ってたら、あ~人間が堕落してしまう。とか思っちゃいました。
ボクの目的は山に入ってスキーをすることなんだけど、温泉という根っこの部分がしっかりしているから、悪天候でも
楽しめるのが最高ですね。
すぐそばにある秋田八幡平スキー場は、林間も滑れるからボク好み。土日しかやってないアットホームさも、いいですね。月曜から金曜までは、15名以上の団体に貸切開放するんですよ。僕たちはピステをかけないでもらって、深雪滑りの練習をするんですよ。
焼山へは旅館の通路から出て向かいます。
今回は悪天候のため、最終日に国見台をスキーで往復しました。
リーダーは、鳥海山祓川から外輪まで2時間で登る、伝説の男T隊長だから今日は安心です。
早くも難関、裏山に向かう橋
写真が下手でごめんなさい。この幅50センチくらいの橋を渡ってからシールを着けたスキーをはきます。これが恐いんだよ。
スノートレッキング気分も味わえます。
二時間程で国見台に着きました。美味しい斜面が3ヶ所ほどありましたが、下手なボクは転んでばかり。言い訳をすれば、テレマークって、かかとがフリーだから向かっていくと前にコケルんだよな。
途中平らなところで転んでみんなに迷惑をかけながら1時間ほどかけて温泉に戻りました。
ところが、裏山に戻ったところで、超急斜面の下に宿が。
リーダー、そこを降りろって!イメージ的には旅館激突のイメージなんだよね。
行きましたよ。男3人、女の子2人。「太っても枯れても男の子」
無事転がり降りました。
みなさんも機会がありましたなら、ぜひお出かけ下さいね。



