昨年10月に宮古島で行われたトライアスロンキャンプに参加した。
私は自費で参加し、少しお手伝いをする代わりにお客様と一緒にトレーニングさせてもらった。
3人(男性2名、女性1名)プラス私とメインコーチの4人だったので、お客様とコーチと言うよりは、仲間と合宿をしているようでとても楽しかった。
その3人がこの4月に石垣島トライアスロンでデビューした。
もちろん3人とも完走、しかも600人中全員300位以内。
そして女性はシチズン部門で総合3位に入った。
その大会の完走手記を読んで、トライアスロンを始めたばかりの頃の自分自身が重なってくるようだった。
何もしらずに全くの見よう見まねでトレーニングを繰り返し、それでも完走できたときの喜びと開放感と達成感は
今までに経験したことがないほど大きかった。
始めた頃は、バイクの途中で泣きそうになったことも何回もあった。
こんなに頑張っている自分がけなげに思えたり。
お雛さまみたいに、地べたなのに正座して応援していくれているおばあちゃんの気持ちがうれしかったり。
ゴールが近づいて泣きながら走ったこともあった。
今の私は、あまりにも慣れすぎてしまい、感動も薄れがちだった。
彼女の記事を読んで、また以前のわくわくするような気持ちを思い出した。
星美