昨日仕事から帰ってきて何気なくBSを見ていたら昭和の名作詞家、岩谷時子さんの特集が放送されてました。
晩年の歌手本田美奈子さんとの病院でのボイスレコーダーでのやり取りは今聴いても涙がでます。
本田美奈子さんは白血病で岩谷さんは大腿骨の複雑骨折で同じ病院に入院してあったんですね。
奇跡のような出会い。
おばあちゃんと孫ほど違っていたお二人ですが、本田さんはお母さんと岩谷さんはみなちゃんと呼び合って、80代後半での複雑骨折でリハビリがキツい岩谷さんを本田さんは岩谷さんの作詞した歌をボイスレコーダーの前で歌って元気づけたそう。
その数、30曲。

そこまで本田美奈子さんが岩谷時子さんを慕ったわけは、本田さんの歌や人生をガラリと変えた一言を言ってくれたからだと当時の社長さんは語ってありました。
その言葉は。

みなちゃん、1日にどれだけ感動してる?
多くの方に歌の素晴らしさを伝えたいなら、1日に10回は感動しなきゃダメ。
朝起きれたこと、歯磨きできたこと、食事が出来たこと…。
どんな小さなことでも心から感動した分だけ思いは伝わるのよ。

ちょっと正確じゃないですけど、こんな感じの意味でした。
その言葉に私も感動。
今日から感動体験を意識するようになりました。

お客様の笑顔。
朝の日差しの眩しさ。
忙しく生き生き働いてるスタッフ。

感動しなきゃじゃなくて、自然に感動できる心って童心に戻るってことですよね。
今日1日で純化された感じすらあります、私単純なんでw
それと感謝の気持ちというか当たり前な出来事なんかはないんだなって思います。
ひとつひとつが奇跡の繋がりで恩恵の自覚が足りない自分にも気づきます。

本田美奈子さんが亡くなった時に一枚ベスト版を買いました。
「つばさ」という曲が大好きです。
前から歌が上手かったけど、晩年のミュージカル、ミスサイゴンからはもっと素晴らしい。
一度生で聴きたかったなぁ。
でも、今でもこうして彼女の歌声はyoutubeでも検索すればいつでも流れて勇気や元気をくれる。
本田美奈子さんは38歳。岩谷時子さんは97歳ですでに亡くなってあるけど、これからもずっと生き続けてある。
昨日は途中からだけど見れて良かったです。

月曜日は叔母の33回忌でした。
樹齢1000年を越すお寺のご神木も健在。
スケールの大きさに感動!

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お寺のお上人さんはお経もいい声で、そして説法もうまいんです。
毎回、この説法も楽しみで。
今回は、4人の妻を持つ男の話でした。

男は4人の妻を持っていた。
うち1人はどこにいくときも連れていき一番寵愛した。
二番目の妻は10回に一度くらい。
三番目の妻は100回に一度くらい。
四番目の妻は全く寵愛しなかった。
男に死期が迫ってきた。
1人であの世にいきたくない。
自分がどこに言ってもたとえ地獄に行ったとしても着いてきてくれるだろうか?
男はひとりづつ枕元に呼び、そうたずねました。
すると、一番目から三番目までは滅相も無いと断り、四番目の全く寵愛してない妻だけが三つ指ついて、どこまでも着いて参りますと言った。

こんなお話です(^-^)
なんのこっちゃと私も思ってきいていたんですが、お釈迦さまのたとえ話なんだそうです。
一番目の妻は、肉体のこと。
ずっと一緒で一番可愛がるでしょって。
二番目の妻は、地位や名誉のこと。
三番目の妻は、本当の妻のこと。
そして、四番目の妻は、その人の宿業だということです。
なるほど〜。

お説法の中で一番感動したのは、使命という文字は命を使うと書くでしょう。
人間はただ生まれてきて命を守ってばかりじゃダメなんですよ、ちゃんと命を使って何かを果たさないと。
それが、宿業を生きる、少しでも明るい方へ元気な方へ、道を歩いていかなくちゃと喝を頂いたみたい(๑•̀ㅂ•́)و✧

叔母の33回忌は久しぶりに親類の叔母叔父従兄弟にも会いました。
もう数年は顔合わせてないくらい久しぶりです。
昔はだいぶ揉めたんですよね。
家族だから親類だから揉めたらすごい。
でもまた家族だから親類だから仲直りもはやいw
そのきっかけがこういった叔母や祖父母の法要だったりするんですよね。
台風前に晴天でした。
御墓参りをしながら、きっとおばあちゃんもおばちゃんも喜んでるよねと思ったら、気分が良くなってきました。
気持ちがスッキリになりますよね。

日々生きることに素直に感動できたら、どんなに素晴らしいだろう。
私も感動体験から自分の感性をまだまだ高めていって、お客様にたくさんの良いことを伝えることができたら嬉しいなぁ。

明日もお陰様で予約がいっぱい( ^∀^)
嬉しい!(((o(*゚▽゚*)o)))♡
感謝の気持ちと明日へのワクワクを胸に休みますね。