今年はスポーツの夏!
リオで行われてるオリンピック、高校野球、イチローの3000本安打達成など、嫌な事件が多い中で空気を一変するような清々しさと頑張るエネルギーを注入してもらってるようで、元気もらいます。
マスコミは勝手に過去のオリンピックを持ちだしてメダルの数を比較したがりますが、私はひとりひとりの成績より試合中の集中してる姿に感動してしまってメダルの色は気になりません。
4年に一度のあの舞台に立つこと自体がすごいことなんですよね。
ブラジルは行くだけでも大変な時間と費用がかかるところです。
アマチュア選手は費用の面でも考えなくてはならない。
着付けのコンクールに出場するのも全て自前で全国大会だと着物やレッスン料ですぐに100万は飛んでくわけで、試合前に集中するまでの条件を考えるとすごいなぁと思うんです。
こう思えたのもコンクールに出場したから。
競技に出場できる期間は人生の中で一瞬なんですよね。
その一瞬に全ての誘惑を絶ち目の前の苦しい練習や怪我やスランプを乗り越えて達成されるオリンピックや甲子園の夢の舞台。
勝っても負けても人生にとっては大切で稀有な体験です。
悔し涙でも晴れやかな笑顔でもメダルの色に関わらず、みんないい顔してるなぁ。
昨日は負けてしまったけど、出雲高校のキラッキラな笑顔見て、すごく浄化されたような気がしました。
全力を出し切った後悔のない笑顔。
この経験はきっと次のステップ、大学や社会人になって役に立つ人間の力になるんだろうなぁ。

お家芸と言われる柔道も銅メダルが続いてますが、私は金メダルにも勝る価値ある銅メダルだと思ってます。
一度負けると気持ちがプツリと切れるもの。
その切れた気持ちを繋げて3位決定戦で勝たなければならないのですから。
悔しい気持ちは次へのステップ。
60キロ級男子の奥さんが銅メダルの旦那さんにコメントを求められて、金が良かった、まだまだだった。次へって言ってあって、うわー厳しいなぁと一瞬思ったけど、試合中ずっとタオル握りしめて泣きながら応援してあった姿に熱い愛情を感じましたね。
叱咤激励できるのは自分だ!って。
よくやった、頑張った!って言われて自己完結しちゃう人も多いですもんね。
奮い起つようなカンフル剤も大事!
私の時も周りは初めてにしてはよくやった!と褒めてくれたけど、後になって一番厳しい言葉をくれたのは母親でした。

まだまだやね、出るからには1番目指して頑張らんね。
なにくそ〜も大事よ。

この一言で俄然やる気になりましたもん。
私の場合は1番になりたいというより、自分をそこまで追い詰めた時に見える景色を眺めて見たいと思う気持ちが強くて。
未だに指の関節が痛くて朝、目がさめるんですが、全ての体験が経験が力になるって実感してます。

熱い夏!ただ暑い暑い言うだけじゃなく、そこから熱いエネルギーをオリンピックから甲子園からお裾分け頂きたいです\(^o^)/

同年代のイチロー選手の偉業も素晴らしい!
おめでとうございます!

さて、今日も講習行ってきます( ´ ▽ ` )ノ