スマイル全話観終わりました~ヽ(;▽;)ノ
まずは率直な感想を。
ビトが生きて戻ってきてくれて良かった~(つД`)ノ
最後がババッと強引な展開だったけど、それでもいいよ、生きていてくれたら。
生きていればこそ…。

運命の裁判シーンからの残り3話は、一瞬たりとも見逃したくない場面がてんこ盛りで気がついたら手に汗かいてました(^◇^;)
私、8話まではただただビトが可哀想で可哀想で、辛くて哀しくて苦しいだけだったんですが、9話からかなり冷静になって考えて見るようになりました。
それは、裁判が裁判員裁判だったこともかなり関係あります。
もし自分だったら?という視点で見られたんですね。
それは、公判が進められてく中での検察、弁護側の真反対な主張。
どちらかが善で悪かなんて決めつけられないなぁと思いました。
検事には検事で守るべき正義があり、仕事がある。弁護士もそう。
あの憎たらしい偏見刑事にも、ああなる訳がちゃんとあったこと。
裁判員裁判に選ばれた民間人ひとりひとりだって、たった3日で審議してくださいって言われても悩みますよね。
結果は死刑判決。
あまりにも重すぎる判決。
でも、裁判員ひとりひとりの言葉に納得してしまった私もいるんです。
日常のビトの知らない人にとっては、状況証拠が全てであり、その人の人間性まではわからないものだから。
ビトは死刑判決を受け入れ、控訴を下げて確定してしまう。
それは、林を殺してしまった激しい後悔と林の母の言葉を聞いたから。
夜も眠れず、あの日のことが走馬灯のように駆け巡り様が見ていて苦しい。
昼間のあの何かに吹っ切れたような明るさとは裏腹に夜の迫り来る恐怖と孤独から逃れるための手段があの時は自らの命で償うことだと思ってたんだろうなぁ。

撮影がどの順番でされたのかわからないのですが、2009年のビトと2015年のビトとは顔つきも体格も違うように見えるんです。
2015年の方が細いし痩せてる。
裁判から死刑執行直前までのビトの芝居がまた素晴らしい。
死ぬことを受け入れたはずなのに、そのために愛する人を遠ざけて自分の本心をも見ないでいくはずだったのに、花ちゃんを見た瞬間に溢れだす思いの深さ(T_T)

もう、アイドルじゃないね。
すごいと思う。

私が残り3話を冷静にしっかり観れたのは、潤くんが演じてるビトだと思っていた部分から、ビトその人にしか見えなくて。
ビトは確かに優しくて礼儀正しくてみんなから好かれてる。
しかし、この事件が起こった背景をみるとビトに非が全くなかったとはいえないわけで。
私はむしろそのビトの弱さや脆さにたまらなく惹かれるんです。
罪の意識に苛まれてるビト。
自分より相手を重んじ、反省と後悔をするビト。
ひとりの人間として生きるなら誰も傷つけないで生きるなんてことはあり得ないわけで、ある意味鈍感になりながら生きてるんだと思うんです。
でもビトは違う。

潤担さんの中には、この作品を見られないでいる方も多いんだそうです。
すごくわかりますねぇ。
もし樹里さんだったら?って思いますもん。
可哀想で弱く脆い姿見てらんない。
でも、私は今はこう思います。
人間にとって一番の恐怖であり苦痛は死に直面している時。
その心のどん底の状態の葛藤を役の上で経験し生きた潤くんはどれだけの気づきをもらったのでしょうか。
陽だまりの彼女でのあの優しい浩介が出来たのは、このビトを生きてくれたからかなぁと。
だから、私はこのスマイルを今観てほんとに良かったと思ってます。
潤くんの連ドラのお芝居の中では一番好きになりました。

それは、ラストが最高のスマイルだったことも大いに関係あります。

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精悍な顔つきに漲る瞳。
かっこいい!
出所したてで髪型が野暮ったいけど、中身がいい。

ほんとに生き直そうって思えるのは、たくさんの試練や苦難を乗り越えた後だったりする。

生きてて良かった!と思えるのは、自分を信じて想いを通わせてくれる仲間や恋人やそばにいてくれること。
そして、もうひとつ美味しいものを食べられるということ。
スマイルでは、大トロ。
樹里さんのロスタイムライフでは、ウニw

全話見終わって、ビトの明るい未来があるってわかった上で見返すと、また色んな発見や気づきもあるかもしれません(^^)
役者としての芝居の醍醐味があるんだろうなぁと感じたのは、制作発表時の前田吟さんの言葉から。
目がキラキラしてあって、この歳でこんな役に出会えるなんて芝居をずっと続けてるとこういう出会いがあるんだなぁと言ってありました。
つまり、やりがいや充実感があるってこと。
それは、1人の人生の生き様を見ていただけるからだと思うんです。
このスマイルはひとりひとりのキャストの個性も豊かでちゃんとキャラ立ちしてましたね。
キレッキレな林のカリスマ性は小栗さんしか出せないと思ったし、中井さんの法廷とそれ以外とのギャップに上手いなぁって口走っしゃいましたもんw

その中井さんが言ってあった、TBS金10ドラマの威厳と重さ。
聞いていて確かにと思いました。
この枠、昔から問題作!と言われる作品が多かったですよね。
それも、重くて辛い系(^◇^;)
私が好きで嵌ってたのは、キンキを初めて知った「人間失格」。
真田さんと桜井さんの「高校教師」
これは、主題歌聞いて泣きました。
森田童子さん。もしこの方の歌唱じゃなかったら、2人の禁断の愛に説得力を持たせることができたかなぁ。
中井さんの「ふぞろいの林檎たち」のシリーズも。扱う内容、テーマは時代にそってかなり重かったように感じます。
それでも、みんな見てたんですよね。
中井さんの制作発表の時のコメントを聞いて、歴代の金10ドラマ主演に樹里さんの名前があるんだと思うと、ほんとに嬉しくなりました。

ほんとにドラマをしっかり見てある方によると、一番見応えがある作りをしてるのは、TBS金10ドラマなんだそう。
裏が強すぎて中々数字は取れませんが。
でも、時を経て私が今スマイルを観れたように、やっぱりいい作品ていうのは、残り続けるもんだと思います。
うちの美容室にはフィリピン人の方もハーフの方もみえてくれます。
皆さん、明るくて陽気で人を大切にして、よく働く。
差別や偏見を持ちたくないなぁと思ってます。
裁判員裁判はきっと私のところにもいずれくることでしょう。
きっとその時、またスマイルを思い出すね。
赤飯やおはぎみたら、町村フーズ思い出すかも(T_T)
でも、どんなことがあっても死んじゃだめ。

はじめのビトは、笑いたいから笑うんじゃなく、笑顔だと何事もなく過ぎ去っていくからと言ってましたね。
でも、笑顔でいるとそれにつられて周りも笑顔になっていったり、そこから希望ももらったり。
そのビトの笑顔で周りがどんどん変わっていって、困難に立ち向かって。
トータルして見て、確かに突っ込みどころはあるけれど、よく出来たオリジナル作品だったと思います。
何より、これだけ強いメッセージが詰まった作品をよくまとめたなぁと。
これが出来る枠は、金10ドラマだし、これからも王道として真っ向から挑戦して欲しいと思います。

私にとっては、生きていくことの強さや何が大切なのかも教えてもらったような気がしてます。
観れて良かったし、こうしてブログで感想書けて良かった!
ずっとモヤモヤしてたんです、昨日から(^◇^;)

また樹里さんにはTBS金10ドラマに戻ってきてほしいなぁ。
そして、また潤くんとの共演を待ってます。

とりとめのない感想ブログ。
最後まで読んでもらってありがとうございました!