もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、実はこっそり、ブログの名前を変えてみました。
去年の9月23日から始めたこのブログ。
その大半は、陽だまりの彼女についてです。去年の12月初めに発表されてからというもの、寝ても覚めても気になり、追いかけてきた作品。  そして、出来上がった作品がまた暖かくて見る人をこんなにも幸せにする作品にしてくれたこと。
その全てに感謝したくて、なんか形に刻んでおきたくて、忘れたくなくて。
で、ささやかながら、ブログに「陽だまり」の名をつけることにしましたo(^▽^)o
なんか、心の中にいつでも帰れる場所があるような感じがしてあったかい気持ちになりました。  
この気持ちも忘れないようにしなくちゃ!

昨日は浩介さんの気持ちにちょっとピックアップしたので、今日は真緒をピックアップ。   以前も書いたのですが、私は原作も大好きです。でも、読んでいて、私は好きだけど映画になった時に大丈夫かな?と不安に感じたところがあったんです。
それは、真緒の言動と行動。
正体ゆえにちょっとわがままで浩介を振り回すのですが、これは、そのまんまだったら見る方によってはかなり感情移入しずらいかな?と思ったんです。
特に最後の夜に至る2人の会話。
真緒の独壇場の場面。
泣きじゃくりながら、真緒は浩介にこう訴えます。


原作より抜粋~
「私、ひっどい自分勝手で意地悪だよね。浩介の人生はこれからもずっと続くのに、浩介はまだ寿命の半分も生きていないのに、この先もずっと憶えててほしいなんて。ほかに好きな人ができたら浩介、私に気兼ねしてものすごく悩むよ~」




こういった場面、映画では全く出てきません。劇中では、ありがとう、浩介。って。
して欲しいを口にしない、決してすがらない真緒。
どうしても、あなたに会いたかった…。

私はこの変換が大好き。
おそらく、原作の通りの真緒だったら、それも可愛いだろうけど、こんなに何回も繰り返し見たくなる作品になっただろうか。
劇中の真緒は本当に何も浩介に求めない。
ただ、そばにいて欲しいことだけ。
飛行機に乗ったことがないからと2人でクリスマスに行きたいと言う真緒。
でも、いきなりは無理だとわかるとさっと引いちゃうんですよね。
普通、時間が限られてるなら、わがままを言って強行突破してもいいはず。
でも、真緒は自分が行きたくても、そこに浩介の笑顔がなければダメ。
浩介が男として仕事でも自信をつけて頑張る姿を自分も頑張って応援したい。
その日、別れの日が近づいてきても普通に迎えたい。ごくごく普通に。
そんな大切なことを真緒はちゃんとわかってる。実に賢い人、ゆえに切ない。

浩介に別れを告げる言葉が、
「いっぱい食べてね。」
は、真緒が1番言われて嬉しかった言葉だったからだと思います。
自分を我が子のように愛情を注いでくれた義父母の口癖。
「いっぱい、食べろ!」
どんなにいじめられても、嫌な思いをしても、うちに着くと美味しい匂いがして、自分を待っててくれる愛をひしひしと感じたんだろうなぁ。
その嬉しかった言葉をそのまんま浩介に贈る真緒の愛情の深さといったら。
。・゜・(ノД`)・゜・。

浩介が咄嗟に気づき、追いかけてなかったら、追いかけても再度出会えてなかったら、滂沱の切なさMAXで繰り返し見れなかったかもしれませんね。
大下に会い、真緒の場所がわかった浩介。
この階段を降りて真緒に会いにいきます。

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有名なセリフを言う浩介。

真緒の言う、泣き笑いの「ごめん。」
は、見つけてくれてありがとう、ですね。

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どんな気持ちでこの岩で1人佇んでたんだろう。 でも、真緒のことだから、きっと、人間になれて良かった。浩介を好きになって良かった、と半生を振り返りながらもまだ生きたかったという名残も愛する人を残していかなければならない切なさや哀しみ、忘れられていく悲しさもあったかもしれません。
でも、真緒は最後まで明るく振る舞い、浩介を元気づけたんです。
自分より浩介。
そんな真緒が大好き。

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陽だまりの彼女。素晴らしい愛の奇跡をありがとう!

ヤフーのレビューを覗いたら、またまた素敵なレビューが出てました。
あと少しで1000件です。
評価は下がりません。いや、むしろ上がってきています。こんな作品は珍しい。
そしてレビューを読むとまた見たくなるんですよね(T_T)



朝から熱いですが、今からこの熱をもって
早朝のセットに今から行ってきますo(^▽^)o   寒い日が続きます。
風邪には気をつけてくださいね!
では、よい週末をo(^▽^)o