よく紹介される樹里さんの幼少期の写真。
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三姉妹の末っ子に生まれた樹里さん。
中学時代にお父様の事業の失敗で生まれ育った家を手放した。
その数年のちに、最愛のお母様を亡くされている。お母様、45歳。
樹里さんの活躍を見ることなく亡くなってしまったお母様。
私も今月ひとつ歳を重ね、樹里さんのお母様の歳に近づいてきている。
どれだけ無念だったことだろう。
自分に置き換えるといたたまれない。
学生時代の写真が二枚。
どれも、樹里さんが正面にどんといる写真。 きっと、学生の時も中心にいてリーダーシップをとっていたんだろうなと想像してみたりしてみる。

2007年1月7日
樹里さんは約一年ぶりに故郷に帰った。 地元の成人式に出席するために。
加古川の実家近くを当時の思い出を話しながら案内する樹里さん。
近くを流れる川に小さい頃に落ちてしまい、サンダルが流れたのをお母さんが網を持ってきて見事にキャッチした話を面白そうに明るく話している。
きっと、当時の風景が蘇ってきてあるのだろう。
地元に帰ってきたからか、関西訛りになっている。
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全然関係ないけど、この川は私の職場の前に流れている川とその幅といいよく似ている。 ちょっと、嬉しい(^^)

次に向かったのは、美容室。
おばあちゃんがここの先生とお友達らしく、小さい頃から行ってあったとか。 家から近くの美容室。
うちも三世代続く美容室なので、この場面は特に違う意味でキュンとなった。 樹里さんより二つ下のお客様の子供さんが成人式を迎えて、地方の大学に通ってあったけど、里帰りしてうちで成人式のお支度をさせてもらった事を思い出した。 はじめに来てもらった時は小学校一年生で、あどけなく可愛かったのに、20歳となるとぐっと美しく綺麗で支度させてもらう私達も感無量になる。 お客様の成長の過程を共に見せてもらい、人生の節目に寄り添えるこの仕事が私は大好き。

樹里さんは、成人式の着付けをこの美容室の先生にしてもらったそう。
こんにちは!○○先生いらっしゃいますか? と、訪ねて、明日、よろしくお願いします!と。
言われた方も嬉しいだろうなぁ。
感無量になるのもわかる。
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自分を特別視しないこの美容室の先生の対応にホッとしただろう。
芸能人オーラを感じさせない、どこまでも自然な人。
自分が書いたサインが無理やり入れ込まれていて、それがまたいい感じと、にっこり笑う樹里さんが可愛い。

ナレーションが続く。
かつて暮らしていた家の後を見ておきたかった…。

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スタッフの本当に広いねぇ、の声。
二世帯の一軒家が並んで立っていたその土地はざっとみて200~300坪くらいか。←わかりません。
スタッフに明るく間取りを話す樹里さん。 悲壮感やノスタルジックさは微塵もない。 淡々といや、サバサバと当時の事を話していく。

すっごく、広かったんですよ。
でも、何もなくなっちゃいました。
帰る場所がありません。

明るく、明るく言う樹里さん。
まるで、独り言のように当時の風景を思い出すように話す樹里さん。

私も小さい頃は祖父母と叔母と暮らしていたので大家族で育った。
13歳の時に家を立て直した。
小さい私は新しい家にワクワクドキドキだったけど、祖母だけは表情が曇ったまま。 いざ、解体する時に見に行ったら、祖母はタオルをもって泣いていた。 みんなは楽しかばっかりかもしれんけど、ばぁちゃんはさみしかぁ。
いっぱい思い出がつまっとるけん、寂しかとよ。 といった、祖母の顔を今でも覚えてる。 解体して更地になった土地は呆気ないほど狭く感じて、急にさみしくなったっけ。
樹里さんのこの時の表情が13歳の自分と環境は全然違うけれど、オーバーラップする。

見ておきたかったんだろうな。
自分が小さい頃に住んでいた場所を。
家族の思い出がつまった場所を。
何もない更地になっていて、もう自分には帰る場所はないと実感する事で、新たなパワーにしていたんだろうな。
そんな事を思うと、たまらなくなった。

成人式前日は小学校時代からの友人宅を訪ねて束の間の語らい。
友人2人との語らいは本当に楽しそう。 屈託のない笑顔に思わず私もにっこり(≧∇≦)普通の女の子に戻ってた。
母校のブランコに乗って靴飛ばしw
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子供みたいにはしゃぐ樹里さんを見て、ちょっと切なくなった。
この間見たドラマ「冗談じゃない!」でも、四姉妹が集まると無邪気に遊んでいる樹里さんがいた。 大竹さんから、四女の森迫さんと一緒にお絵描きしていても全然違和感がない、今の二十歳はもっと大人っぽいかと思ったら全然そうじゃないと言われていたけど、15歳で単身上京した樹里さんにとって、寂しいとは絶対に言わないけれど、寂しかった事は間違いがないこと。
擬似ではあっても家族団欒や親しい友人との語らいに心が解れて童心に帰るのはわかるなぁ。

焼き芋を食べたり、ショッピングをしたり、ドロ焼き食べたり、友人と飲んで話したり。 そのひとつひとつが実に楽しそう。 本当に驚くほど無防備で自分が芸能人である事を忘れているかのよう。 自分を作ったり全くしない人だった。

2007年1月8日 成人式当日。
連ドラのヒロインをして一躍有名になってしまった樹里さんの周りには人だかりの山。 同級生から一斉に携帯のカメラで映される気持ちはどんなものだったんだろう。
無理もないことだろうけど、やっぱり切ない。 故郷での心地よい空間に翳りが見えはじめた。
目立たぬようにと会場の1番後ろに座る。 でも、仲のいい友人数名がちゃんと樹里さんを守ってくれてるようで心強い。

成人式後の樹里さんのインタビュー。
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お母さんはどんな方でしたか?

う~ん、どんな方って、一言ではいい表せないけど、私が全てを知っているわけではないから。

樹里ちゃんにとってはどんなお母さん?

世界にたった一人の母親ですね。
う~ん、消えないです。
うん、うん、と二回頷いた樹里さん。

ここでも、表情は曇ったまま。
こういうちょっと緊張感のある表情が機嫌が悪いだとか、怖いとか言われるのだろうか。
でも、その表情ひとつひとつをじっと見ると、質問に対して丁寧に誠実にありたいとよく考えて発している言葉だということがよくわかってくる。
そして、いい時も悪い時も決して自分をうまく見せない、ありのままの自分で勝負する、まっすぐな樹里さんも見えてくる。

お母さんって、どんな人?って、私だったらどう答えるかな。
樹里さんのこの答えは、お母さんを一人の人間として見ていて、畏敬と尊敬が交じった言葉だと強く感じた。
若干20歳。すごく、しっかり自分芯を持ち根をはって懸命に生きている、そんな印象が強く残った。




情熱大陸のこの加古川での樹里さんの姿は私をより深くファンにしてくれたきっかけのドキュメンタリーでした。
そして、一度は行ってみたい場所、加古川にもなりましたね。
去年の樹里さんの休養の時、これだけTwitterやネットが張り巡らしてあるのにも関わらず、樹里さんの目撃情報はあがりませんでした。
普段は全く目立たないからかな?とも思ったけれど、陽だまりの撮影時の目撃情報の多さでそう出ないこともわかりました。 おそらく、地元にも帰ってあるはずだから。
だから、安心したなぁ。
地元の人や仲間がお休みの間はしっかり休めるように守ってくれていたんだと。最新作の陽だまりの彼女の仲間もあったかく素晴らしい仲間だそう。
そうした陽だまりのようなあったかい輪が広がっていけたらいいな。
樹里さんにはズルさが微塵もない。
それは役を通しても役から離れても一貫している樹里さんの本質。
だから、周りの人やファンは守りたい、支えたい、力になりたいという気持ちが引き出されるのかな。

明日は、情熱大陸の最後、2007年4月から始まったドラマ「冗談じゃない!」の撮影に望む樹里さんです。
昨日といい今日といい、非常に硬く読みにくいブログを読んで頂いてありがとうございましたm(__)m


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