疲れた時、落ち込んだ時、うまくいかない厄介な事がおこると、体も心も動けなくなる時がある。そんな時に決まってある情景を思いだして立ち上がっている。 それは、友人に連れられて行ったチャゲアスの「TREE」のアルバムのコンサート。 福岡国際センターだったと思う。かれこれ、20年近く前の記憶。 SAY YES の爆発的なヒットが続き、私はそれ程までファンではなかったけれど、会場で見た2人はとてつもなくかっこよかったし、この時に聞いた2曲がとても大切な曲になった。
あの時は、将来への希望より不安や圧迫感が強かった。
でも、辛かった分だけ自分で乗り越えた経験が今を支えてくれて、強くなれたのだと思う。

PRIDE
BIG TREE

コンサートのラストに聴いたBIG TREEは正面に文字通り、大きな樹が現れ、心が震えて感動!

君は見たか~君だけのBIG TREE

あれから20年、大きな樹は見つかりましたね(^-^)
いつも、元気をもらう分私も自分なりの樹をそだてなきゃと思う。

PRIDEは当時、きつい美容師時代に、悔しくて大きな声で歌ってたっけ。

ずっと樹里さんの雑誌のインタビューやコメントを読むと一貫して変わらない樹の幹がみえる。
そして、感じるのがPRIDEの高さ。
PRIDEの高さはお高くとまっているとよく誤解されるけれど、職人やその道のトップたる人には必ず必要で、なければ生きてはいけない、アイデンティティだと思ってる。
樹里さんの語る、作品観、人生観はとても好き。よくカットされてしまうロングであろうインタビューを全編で特典で出して欲しいくらい。
そして、作品を作る上で忘れてはいけないこと。

投げない、捨てない、諦めない

を、やってきたんだと思う。
どんなに逆風があっても、愚痴らず、前を向く姿勢こそが明日をつくる。
Twitterでの犬童監督と三木監督と小川プロデューサーの会話が嬉しかった。
やはり、現場の人が語る事がほんとの事なんだ。
ジョゼ虎の時のオーディションの時の有名なエピソードである、助監督を本気で平手でうった16歳の樹里さん。
みんなは度胸がある子だな、普通とちょっと違う、すごい子だというけれど、私は、情熱大陸を見た後だったから、見え方が変わってしまった。
15歳で1人で上京してきて、ひとりぼっち。帰る家がない、やるしかない!という猛烈な切実感と絶対に後悔だけはしたくないという気持ちだったと思う。
もちろん、その前の才能!瞳の輝き、感受性の強さはいうまでもない。
そんな事を思うと、香苗を見てもキュンときてしまう。

樹里さん関係のDVDを集めているが、ラストはジョゼ虎と決めている。
まだ、お預けw
陽だまりのTwitterは撮影がない日も毎日つぶやいてくれている、これは作品に対する愛だし、アップしてくれている小道具ひとつ、ひとつも現場の方のプロの仕事が垣間見える。プライドのある仕事だね。

実は私の今年のテーマはこれ!
投げない、捨てない、諦めない。
太陽のような愛の心で、他の人々の幸せを願える私になること。
自分の樹も太くしていきたいものです。



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