おはようございます
龍司です
成人の日
ああ・・・
相当に昔の話です・・・
新成人の皆様
おめでとうございます
ところで「成人」って、おかしな文字ですね
だって
「人」に
「成る」ですよ
じゃあ、今までは「人」じゃなかったのか?って
猿人?
擬人?
そんなことはありませんよね
産まれた時からちゃんと「人」です
では、一体何に「成る」んでしょう?
それは、やっぱり
「大人」に、という事なんでしょうね
ところで
「大人」って、なんでしょうね?
年齢を重ねていても
幼稚な人
幼い人
というのはいます
それはいい意味ならいいんですよ
「いつまでも少年の心を持ち続けている」
「年を重ねているのに頭が柔軟」
のように
ただ、それがマイナスの意味で使われる時もありますよね
そうはなりたくないものだなぁ、とは思います
では、一体何が「幼稚」だというのでしょうか?
こんな話があります
人の成長は、どれだけ視野が広がるかという事だ
どういうことかというと
人は成長するにしたがって、自分の周りを意識するようになるという事です
赤ちゃんは、自分の手足を動かし
自分の体を認識していきます
お世話してくれる人を認識していきます
目が見えるようになり、家族を認識していきます
このように、徐々に、徐々に自分の周りを認識していくようになります
やがて幼稚園、小学校、中学校・・・と進むにつれ
この世には自分だけではないという事を認識していきます
自分
家族
友達
先生
学校
社会
市町村
都道府県
日本
諸国
世界
太陽系
宇宙・・・
どこまで認識を広げていけるのか?
そして、これが一番大切なんですが
どこまで「広がった視野の中の世界に心を馳せられるのか?」
そして「心を馳せたうえで行動するか?」
そこが差が付く点になってきます
例えば
あなたはゴミが出たらどうしますか?
恐らく
「ゴミ箱に捨てる」
と思います
では、ゴミ箱が無かったら?
この時、視野が狭く、認識しているのが自分だけであれば
「その辺にポイ捨てする」という答えが出るかも知れません
でも、ほんの少し視野が広くなるだけで
「家に持って帰る」という答えが出るようになってきます
何故なら、自分がポイ捨てすることによって
誰かが拾う
環境を汚す
見た人が不快になる
などと考えが及ぶようになります
仕事でも同じで
自分の利益だけの為に仕事をするのか
もっと視野を広げて仕事をするのか
それによって大きく結果が違ってくるでしょう
「玉突きの法則」というのがあって
自分の突き玉が、どれだけたくさんの玉に連鎖していくのか
そこを意識するかしないか
という事が大切なんです
ちなみに「玉突きの法則」は、検索しても出てこないと思います
私が勝手に言ってるだけなんで(笑)
この世には大きな大きな法則があって
(法則が好きですねぇ~)
自分の思考や言動は、必ず自分に還ってきます
これを
因果と言います
原因と結果の法則とか
因果応報とか
鏡の法則とか
自業自得とか
色んな言い方がありますが、おおむね意味は同じだと思います
例えば自社の利益だけを追求した結果
大変なことになった企業のニュースなんて、それこそ山のようにあります
大きな話ではなくても、あなたの身の回りにもそんな話があると思います
思いつく人のことを、少し考えてみて下さい
「ああ、なるほどな」という事が必ずあるでしょう
しかし、残念ながらこれまでは
「ゴネ得」のようなところがあったのも事実です
利己的な人の方が得をしているように感じることもありました
ただそうした人たちは、やはり何らかの報いを受けているというのもまた事実です
もちろん私たちは、幸せになる為に生きています
罰を避けるために生きている訳ではありません
だから自分に還ってくる報いを意識して行動するというよりも
先程の玉突きのように
「どれだけいい方向に影響を波及させていけるのか?」
という事だけを意識して行動した方がいいのでしょうね
だって、その方が楽しいから
やっぱり、楽しくなくっちゃダメだと思うんですよ
その方が、より積極的に、より能動的に、より力強く行動出来るでしょうから
今、「自分らしく」という言葉が非常に多く使われています
自分の事を一番知らないのが自分なのかも知れないなぁ、と私は思っていますが
自分の心が、躰が求める方向に動いていくというのが「自分らしく」なのかなぁ、なんて考えています
そう考えた時、やはり楽しいというのは、非常に大きな判断材料になるのではないでしょうか?
楽しい
ワクワク
ドキドキ
更に付け加えると
ニヤニヤ
ニコニコ
ヘラヘラ
でしょうか
自分の行動が、周りに波紋のように広がっていくことを想像するといいかも知れません
もちろん、良くも悪くも、ですよ
と、まあ
つらつらと書いてきましたが
何とな~く伝わったでしょうかねぇ?
ほんの数パーセントでも伝わっていればうれしいです
あなたに伝わっていることを想像しながら
ニヤニヤ することにします(笑)
それではまたお会いしましょう
龍司でした