8月1日 木曜日
全国約2300社の住吉神社の総本社、
『住吉大社』で、大阪の夏祭りを盛大に
締めくくる 住吉祭 が 3日間にわたって
催行されました
30日が 宵宮祭 で
31日が 夏越祓神事、
1日が 神輿渡御 となっています。
南絵馬殿では、自由に参加できる
“和太鼓体験会” が開催されていて
海外からの観光客が楽しそうに
太鼓を打っておられました。
コロナ前まではこの辺には屋台が
ぎっしり並んでましたが 今年も
屋台無しの住吉祭です。
太鼓橋(反橋)
神輿渡御では、重さ2.6トンの
大神輿が太鼓橋を渡ります。
48度の急な傾斜を進む姿は勇壮で
見どころのひとつでもあります
住吉大社の角鳥居。
その奥に見える朱色の光寿門には、
夏越大祓の 茅の輪が付けられていて
足元には
「この茅の輪をくぐると夏越の祓」と
書かれてました
住吉祭で忙しそうな神楽女さん。
テレビ局のカメラクルーは早々に
スタンバイされてました
船神輿やふとん太鼓、子ども神輿など
たくさん並べられてます。
神輿渡御のメインは こちらの
大神輿です
この大神輿が行列をなして紀州街道を
南下し、大和橋まで巡行します。
コロナ前までは 更に先へ進んで、
担ぎ手が大和川の中に入水して川の
中洲で住吉の担ぎ手から堺市の担ぎ手に
バトンタッチ 堺市にある御旅所
『宿院頓宮』まで巡行してましたが・・・
また復活する日は来るのかな?
神輿渡御の行列の先頭を切るのは
獅子舞と傘踊りの子どもたち。
太鼓や笛の音と共に先に出発します。
1200人以上の奉仕者が神輿渡御の
行列に参加されるそうです
第一本宮前では住吉大社の神霊を
神輿に遷すため、神主さんが祝詞を
読み上げられます。
そして 「べぇら べぇら」の勇ましい
掛け声で大神輿が動きはじめますが、
幸寿門の手前で一旦ストップ
狭い門と鳥居をくぐるために
屋根の上に立つ鳳凰を取り外します。
鳳凰を取り外し、姿勢を低くして
細心の注意を払いながら幸寿門を
通り抜ける大神輿。
無事に幸寿門を通り抜けたら
次は角鳥居の通り抜けと階段!
2.6トンもある大神輿、担ぎ手が
声を掛け合いながら慎重に進みます。
角鳥居を通り抜けて階段を下りたら
太鼓橋の手前で神輿を下ろし、大阪手打ち
そして先ほど取り外された鳳凰を乗せて・・・
「べぇら べぇら」の掛け声と共に
神輿渡御の行列で一番の難関である
太鼓橋を渡ります。
橋がギシギシと軋みます
担ぎ手の皆さん頑張ってー
橋の真ん中で 差し上げ が行われ、
大神輿が高く浮き上がりました
急な傾斜を下るのがまた怖い
気をつけて~ 見てる方はハラハラ
無事に渡りきって 大阪中のお祓いと
お清めをしてくれました
大神輿が境内から道路に出てくると
交通規制に巻き込まれるので、私は
これにて帰ります
帰り際、表参道を覗くと太鼓橋を下りた
大神輿がこちらへ向かって来てました。
交通整理のために警察官や阪堺電車の
駅員さん達も待機されてました。
この後、あべのハルカスで開催中の
『アイスクリーム万博』に行った
のでまた記事にします