先週、ママ友と ご近所レストランで
ランチをした日のことです
レストランの目の前にある
「玉造稲荷神社」に寄りました
“玉作岡”という石碑があるのは
古代、この辺は勾玉などの製作に
従事した大和朝廷の職業部が
居住していたからです
鮮やかな朱色の拝殿
稲荷神社の総本社である京都の
伏見稲荷大社よりも歴史が古く、
紀元前12年の創建です
恋愛成就、夫婦円満
“恋キツネ”の絵馬が可愛い~
桜の季節になると境内はこんなに
華やかになるんですよ~
拝殿前に「なで子持曲玉」の石柱があり
上の勾玉に触れながら願うと 子授けや
子育て、芸能向上、事業振興などに
ご利益を授かることができます
末社もいろいろあって、弁財天が
お祀りされている「厳島神社」や、
松平輝和のお屋敷で祀られていた
「新山稲荷神社」
豊臣家が大阪城内で祀っていた
「萬慶稲荷神社」
「胞衣塚(よなづか)大明神」には
秀頼公と淀君を結んでいた
胎盤などが祀られています
縁結びや恋愛のパワースポットです
胞衣塚大明神の鳥居の前には
豊臣家の家紋型の ひもかけ があり、
良縁を願って “縁のひも”を結ばれる
参拝者が絶えません
この紐は、真田幸村が考案した
“真田紐”です
豊臣秀頼の銅像
天正4年に焼失した社殿ですが
慶長8年、秀頼公が再建しました。
慶長8年、秀頼公が奉納した鳥居
阪神淡路大震災で損傷を受け
現在はこんな形で保存されています。
「難波玉造資料館」
玉造稲荷神社に伝わる勾玉など
古来の玉製品などが展示されていて
1週間前までに予約しておくと
見学することができます
「利休井」と「千利休の顕彰碑」
神社の南西に千利休のお屋敷が
あったと書かれています。
この辺は前田利家、細川忠興、
島津家久などの大名屋敷も
広がっていた地域です
神社の庭師さんが、地中で仲良く
寄り添っていた「男石」と「女石」を
発掘されたそうです
そして、こちらが新しくできたスポット
「梅薬師 道祖神」
梅の花型の敷石が可愛らしい
江戸時代、神社の北東に
見事な紅梅が咲く石薬師があった
ことから 新型コロナの終息を願って
この場所に再び紅梅を植樹された
そうです
花開く日が楽しみです