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リプロスキンでニキビ跡克服!7ヶ月実践記(写真あり)

25歳女のリプロスキン定期コース体験記。15年間蓄積されたニキビ跡(赤み&色素沈着&クレーターちょっと)に効果はあるのか?良い評判や口コミは嘘なのか?ニキビ自体にも効果はあるのか?写真付きでビフォーアフターを公開します!

 

私のリプロスキン7ヶ月体験記はこちら(ビフォーアフター写真あり)

 

 

世の中には「ニキビを治す化粧品」や「ニキビ予防に効果のある化粧品」が溢れていますね。

しかしその中に本当にニキビに効く化粧品はどのくらいあるでしょうか?

人の悩みは儲かるので色々な人が集まります。

 

ニキビに本気で悩んでいるあなたには商売上手な人に騙されて無駄なお金を使ってほしくないので、今回はニキビに本当に効く成分と実は効かない(むしろ悪化させる可能性のある)成分の見分け方を紹介しますね!

 

 

実はニキビを悪化させる原因になる!~ピーリング作用のある成分~

ニキビの出来る手順を簡単におさらいします。

  1. 「毛穴が詰まる」&「皮脂が過剰分泌される」という現象が同時に起こると、毛穴に皮脂が溜まる
  2. 毛穴に溜まった皮脂を餌にアクネ菌が増殖する
  3. 増殖したアクネ菌が炎症を起こしたり膿を溜めたりする
大体のニキビはこうやって生まれ、悪化していきます。
 

 

 

人気のピーリングや酵素洗顔はこの手順1「毛穴が詰まる」という部分に働きかけることでニキビ予防を謳っています。

 

角栓(皮脂や角質が毛穴の入り口に詰まって固くなったもの)や、上手く剥がれず肌に張り付いている余分な角質を取り除く作用があって、ここを取り除いてしまえば「毛穴が詰まらない」のでニキビもできないという理屈です。

(入り込む詰まった毛穴がないと、単に皮脂が多いだけでは空気を嫌うアクネ菌は増殖しません)

 

しかも角栓を取り去ることで肌に手を滑らせた時に「肌がつるつるになった」という嬉しい実感も与えることができるので、ピーリングや酵素洗顔は人気ですね。

 

しかし、角栓や余分な角質を化粧品で取り除くことには大きなリスクがあります。

 

普通、角栓や余分な角質は肌の自浄作用(ターンオーバー)により自然と肌から剥がれていくものです。

それを無理矢理取り除こうとしても、そう上手くはいきません。

まず絶対に肌にまだ必要な角質まで一緒にもぎ取ります。

 

ピーリングとは本来、クリニックや美容皮膚科で専門の医師の指導の元綿密な計画を立てて行っていく必要のある、大変肌への作用が強いものです。

それを「マイルドピーリング」などと謳い少し優しめの成分で行うからといって、その作用の強さの本質は変わりません。

 

まだ肌に必要な角質まで取り去られてしまうと、角質は肌のバリアーの役割を担っているので、菌や刺激から肌を守るために肌はまた新たな角質を作ります。それも急ピッチで。

急ごしらえの角質は形が歪で、未熟です。

そういう角質は毛穴に詰まりやすく、またニキビの原因となります。

 

 

さらに、角栓や皮脂も本来自分の肌を守るために作られているものですから、それを無理矢理取り除くとまた肌は危険に晒され、肌を守るために新しい角栓や大量の皮脂が作られます。

 

するとどうでしょう。

ピーリングをする前よりもっと毛穴が詰まりやすくなり、ニキビもできやすくなるのです…。

 

無理な角栓除去はやればやるほど元の正常な肌に戻るまで時間がかかります。

すでにやってしまっている人は今すぐやめて、この負のスパイラルから抜け出さなければいけません。

 

角栓が取れて肌がつるつるになった感触は素敵ですが、肌のことを本当に考えたケアを選んでほしいです。

 

特に注意してほしいのは、「肌に優しい」を謳ったニキビ用コスメの中にもピーリング成分のサリチル酸を含んでいるものがたくさんあることです。

そのコスメがどうニキビに作用するのか、よく調べてから使用しましょう。

 

実は肌の状態を悪くしてしまう!~殺菌作用のある成分~

あとニキビ用コスメによくある成分がエタノールなどの殺菌作用のある成分ですね。

 

これはニキビのできる順序2において増殖したアクネ菌を殺してしまえば炎症が治まることに着目したコスメです。

 

確かに増えすぎたアクネ菌は殺す必要があるし、放っておくとそのまま増殖してまた酷いニキビになる可能性があります。

ニキビが酷くなればなるほど残るニキビ跡も酷くなるし、早く治してしまった方がいいです。

 

しかし、これはすでに毛穴の中でアクネ菌が増えて暴れているニキビに対してだけ言えることで、やみくもに肌全体を殺菌すると別の弊害を生み出します。

 

 

肌には常在菌と呼ばれる菌がいるのはご存知でしょうか。

これは文字通り「常に存在する菌」で、肌の正常な機能の上で欠かせない役割を持っています。

色んな種類の常在菌がいますが、大体が肌を他のウイルスや菌から守っています。

アクネ菌もその一つですが、ついつい増えすぎてニキビを作ってしまうところが余計な要素ですね。

 

さて、殺菌作用をもった成分・エタノールとは、増えすぎたアクネ菌だけを殺してくれる都合の良い成分なのでしょうか?

 

答えは否です。

エタノールは常在菌全てに作用し、殺菌します。

その結果、肌の菌バランスは崩れニキビ以外の炎症を起こしやすくなり、外的刺激に弱くなってしまうのです。

 

殺菌成分は炎症を起こしているニキビにだけ塗るのが正しいニキビケアです。

闇雲に殺菌してもアクネ菌が増えていない毛穴には毒にしかならないことを覚えておいてほしいです。

 

 

また、エタノールにはさらに重大なデメリットがあります。

エタノールは特質上、肌から水分を奪ってしまうんです。

 

エタノールは非常に揮発性の高い成分です。

揮発とは蒸発と同じような感じで、空気中にどんどん分散していくという意味です。

そして厄介なことに、エタノールは空気中に揮発していく過程で一緒に肌の水分も蒸発させてしまいます。

 

化粧水で潤したつもりが、エタノールの作用で逆に肌の水分を少なくしてしまっているということです。

 

実は私はこれに気づかずずっとエタノール入りの化粧水を使っていて、すっかりインナードライ肌になってしまいました。(今はもう元通りの普通肌に戻りましたが)

エタノールは安価で使い易いので結構色んなコスメに入っています。

化粧水でもクリームでも日焼け止めでも、エタノールだけは絶対に避けたほうがいいです。

 

緩やかだけどリスクなしで確実に効く!~抗炎症作用のある成分~

では、ニキビ対策・ニキビ予防にはどういった成分の入ったものを選べば良いのでしょうか。
 
まず一つの答えとして、グリチルリチン酸ジカリウムやアラントインなどの抗炎症作用のある成分をメインにしたコスメをおすすめします。
 
抗炎症作用とは、炎症を治める作用のことです。
赤ニキビや黄ニキビ、紫ニキビなどの炎症を起こしているニキビを鎮めたり、または白ニキビ(コメド)から赤ニキビへ発展するのを止めたりします。
 
これらの成分の良いところは、炎症を鎮める以外の働きをしないのでニキビにピンポイントに効くということです。
リスクもなく、デメリットもありません。
もちろんこれらの成分が原因でニキビが再びできることもありません。
 
ニキビ用コスメを選ぶ時には「抗菌」「殺菌」「ピーリング」などの強い要素を掲げているものではなく、「抗炎症作用」と書かれた本当に肌に優しいものを選んでほしいです。
 

ニキビ予防はターンオーバーから!~肌の機能を整える成分~

もう一つ、ニキビに効く成分としてプラセンタなどのターンオーバー正常化作用のあるものをおすすめします。

 

ターンオーバーとは肌の自浄作用で、新陳代謝のようなものです。

 

 

肌は常に同じ細胞が表面にいるのではなく、内側からどんどん新しい細胞が表面へ出てきて、やがて死んで角質となって肌表面を守り、その後役目を終えて自然と剥がれ落ちていくことを繰り返しています。

かさぶたが剥がれていく原理と一緒です。

 

しかし強い洗顔やクレンジング、紫外線などの外的刺激、年齢などによりこのターンオーバーのスピードは大きく変わります。

ターンオーバーは早すぎても未熟で形の歪な角質ができてしまい、毛穴を塞いでニキビの元になります。

遅すぎてもいつまでもいらない角質が肌に留まり続け、傷ですら治りにくくなります。

 

プラセンタなどの一部の成分にはこの肌のターンオーバーを整える作用があります。

ターンオーバーが正常化すると理想の周期で肌が生まれ変わり、シミや色素沈着などの肌トラブルもみるみる押し出されて剥がれていくのです。

 

実はニキビ肌に悩む人にはこのターンオーバーが崩れている人が多いです。

むしろほぼ全員と言っていいですね。

ターンオーバーが正常に作用していれば、毛穴が詰まることがなく、ニキビもできないからです。

 

繰り返すニキビに悩んでいる人はぜひこのターンオーバー正常化を目指してほしいです。

私も生理前のニキビをこれで撃退できたので^^

 

 

ちなみに私が使用したのはリプロスキンで、プラセンタの他に抗炎症作用のあるグリチルリチン酸ジカリウムも入っていました。

元はニキビ跡を治すために使った化粧水ですが、ついでにニキビとまでさよならさせてくれて嬉しかったです◎

 

 

私のリプロスキン7ヶ月体験記はこちら(ビフォーアフター写真あり)