多摩市の中学校の卒業式が無事終わりました。
中学3年生で今年印象に残った生徒は、数学が全く出来なくて、模試の点数も15点、他の理科、社会もあやふやで、かといって英語が出来るわけでもなく、唯一国語が平均点ちょっとでした。
偏差値は32、希望の高校は偏差値45で、偏差値が悪すぎて合格率がでませんでした。
でも、本人の行きたい高校は変わることなく、かといって私立高校には家庭の事情で通うことは出来ない状況でした。
そこで、3ヶ月間、平日に英語と社会を経済学者でもあるベテランの講師にお願いして、日曜日には無料でわたしが数学の基礎問題を徹底的にやるようにしていきました。のこりの理科はトライイットで塾生だけが見れる入試対策の映像授業をとにかくたくさん観るようにすすめて、いよいよ入試試験当日を迎えたのです。
試験が終わって、本人は友達と答え合わせをしたらしく、ここで問題を解きなおす時には、「もう、落ちた!」と目はうつろな状況でしたが、数学の答えあわせをしだすと、なんと50点を越えているではありませんか!他の教科も、かなり点数がアップしていて、英語なんかは、リスニングと最初の長文がほとんど満点に近かったのです。
そうです、友達の答えがみなばらばらで、あやふやな答えしか聞いていなかったのでした。
「もし、落ちていたらいやだろうから電話してこなくていいよ」と言っていたのですが、合格発表日には真っ先に「先生!合格していました!」という今までにないとても輝きのある声で報告してくれました。
ほんとうに困っている生徒へどこまでいっしょにがんばれるか、とてもこちらも勉強させられた生徒さんでした。
「こちらこそ、ありがとう、そしておめでとう!」