あに が しにました① の続きのようで、ちょっと時間が遡ります。
従姉から兄がもう長くないと電話が来た次の日、名古屋の叔母に電話をしました。
名古屋の叔母は実母の葬儀の後、兄にキレられたので兄に対して嫌悪感満載。
色々と相談のような愚痴を言えて良かった。
それからもうすぐ1か月経つ少し前、7か月ぶりに私の仕事が入っていた土曜日。
この日に兄にもしものことがあったらどうしよう…と思う気持ちと
仕事が入っていたら、病院へ行かなくて済む…という気持ちがありました。
それプラス、夫が「医者が1か月って言っても、もっと長生きする気がする。気晴らしに仕事に行ってきなよ」と言い、それも言えてるね!と、思ったり…。
そこで、仕事のリーダーさんに相談してみることにしてみたら…
「仕事は休んだ方が良い。」の一点張り…。
それまで聞くことを拒否していた病院名を聞かれて…従姉に色々聞いてみることに…。
そこで従姉に電話してみると、ちょうど電話をしようと思っていたという。
従姉の話は
1、もう働けないから生活保護を申請することにした事
2、生命保険の受取人は従姉になっていること
3、医療者に向かって暴言を吐きまくっていること
4、残された時間はない
を、聞いた。
あっ、もちろん病院も聞きました。驚くほど近所でびっくりした。(入院する直前まで働いていた場所も、家の近くで驚いた)
3には正直、達観なんかしてないじゃん!!!!!となったけど、本人死ぬとは思っていないんだなと安心した。
リーダーさんに病院名と今の状況4を電話で伝えて、次の日に本社に電話してあっさり休みをもらえました。
これが8月の末も末。
生活保護を申請するなら、自己破産もしてくれると相続放棄の手続きをしなくて済むのになぁ~と名古屋の叔母に愚痴った。
結果、生活保護は間に合わなかったんですけどね。
そして…9月に入り…これじゃぁ仕事に行けるんじゃない?断ったから行けないけど…と思った、休みをもらった仕事の前の日
珍しく朝早く起きて、スマホを持って階段を下りようとした時、スマホが鳴りました。
絶対に従姉からだと思いました。
つづく