水曜日は木下順二作山本安英主演の『夕鶴』(映像)で新劇の芸の素晴らしさを堪能。
木曜日は持ち寄りシアター『渚へ』一度みておいて損のない作品でした。
金曜日は憧れの『わが星』現代演劇の最前線の一つで最憧れの作品をようやく生で観ました。
土曜日はアジア美術館のアマチュア手芸作品からひとり芝居フェスから財団江本純子『奇形鍋』の公開稽古。
今日の演劇、少しだけ詳しく
『クロッキーモンスター』の特殊な一人四役、その独特な世界に感動し
『森田と林田』の身体的な技術と戯曲構造的なおもしろさに感激し
『キネマおじさん』の話術に腹を抱え
『ダダモレ』の所々にみえるまよ姉さんの魅力に萌え
『時間切れを待ちながら』の一人サスペンスに手に汗握り
『坂道コスメティック』では成長した羽山ショーに抜かれまじと冷汗をかいて
投票。
そして結果、九州代表は圧勝一位で『森田と林田』、三位と僅差で『時間切れを待ちながら』の二作に決定しました。
ちなみに『森田と林田』は熊本から、『時間切れを待ちながら』は長崎からの作品で福岡勢4作は全落ちの結果に。
開票後はすぐにパピオへ、最初30分は見学人と江本さんの時間で福岡演劇人の印象とか演出家として求めることとかいろいろと質問しました。
ブログに乗せたるすることの確認はとり忘れたので詳しくは書きませんが・・・・
仲間が数人出ている芝居とはまったくよその舞台の見学は・・・岡目八目いろんなものが見えた気がしました。
江本さんの歯に衣着せぬトークやダメだしから所々に出る演劇論はたいへん刺激的でした。
次の舞台の為に、次の作品の為に、そしてなによりも、その作品時間を共有して下さる方々の為に井口誠司は頑張ります。
井口誠司企画のテンパリ狂 35 おわり