ハッピーは大会に出る犬

昨日、お母ちゃんがお尻の毛をすっきりしてくれたです。おねえちゃんが、「毛糸をグルグルまいて切って作ったポンポンみたい」だって。お母ちゃん、お尻涼しくなったよ。ありがとです。お母ちゃんは、爪も切ってくれるし、おひげも切ってくれるし、僕専属のトリマーさんなのです。知らない人だと怖くて大人しくしてるけど、お母ちゃんだから、僕が嫌な時は噛み噛みしてやるんだ。噛んじゃった後で、「お母ちゃん、ごめんなしゃ～い・・・」って、ゴロンて甘えてみるです。でも、まだ嫌な事するから、何度でも噛んでやるんだ。でも、昨日のお尻の毛を切ってくれた時は、痛くないし、怖くなかったから、いい子にゴロンってしてたでしょ

お散歩で、お友達がおしっこするのを見て、僕もおしっこしたくなったです。広い所でするのは、解放感できもちいです。→→

公園の出口近くの通路にくると、お尻がムズムズしてきて、うんちしたくなるです。朝ご飯の後もお家で出たけど、また出たです。すっきりです。お母ちゃんは、お家のトイレでうんちとおしっこすると、必ずご褒美くれるからお家でしてたけど、みんなお外でしてるんだもん、僕もこれからお外でしようかなぁ。でも、ご褒美も欲しいんだけどな。今度はお外にご褒美持ってってよ

よく会う、おじいさん2人とコーギークリちゃんモモちゃんがベンチで休憩していたです。僕はちょっと怖いから、お母ちゃんの後ろに隠れたです。

「シュシュ君、おはよう。シュシュって、孫がしている髪に結んでいるやつなんですよね。」

「そうですそうです。”お気に入り”って意味があるんです」

「昨日テレビで見てたら、シュシュシュシュってやってたけど、僕には何の事だかわからなかったよ。」

「お父さんは今日もお仕事ですか？」

「夜中の３時に物凄く酔っ払って帰ってきて、朝ごはんいらないって。横浜からタクシーで帰ってきたって。」

「タクシーで３時なんて、あやしくないですか？」

「凄く並んだって言ってたけど。追及したらストレスになるから、”どうぞご自由にやって下さい”って感じです」

お母ちゃんは、クリちゃんおじいちゃんと話し出すと、長いです。その間、クリちゃんは、お母ちゃんにずっとモミモミされているです。

「すっかり、クリちゃんが甘えちゃって」

ベンチにパパさんママさんがいて、白くてでっかい犬がベターっとしていたです。君誰。僕知らない。怖・・・・。僕は止まったのに、お母ちゃんは僕を抱っこして近づいて行ったです。怖いよぉ

「種類は？」

　　「ラブラドールです」

「おっきくない？」

　　「大きいんですよ。」

「何キロあります？」

　　「４０ｋｇ」

「うち２．６ｋｇ」

　　「ダイエットしたらそのくらい減らせるだろうね」

「うちは、消えてなくなっちゃわ」

僕は怖くて怖くて、お母ちゃんの頭まで登っちゃったです。

お母ちゃんがその犬をモミモミしてたいら、でっかいしっぽがフリフリしていたです。

公園を出たら、坂道でハッピービット君が来たです。僕、男の人怖いけど、ハッピーパパはもう何度も会ってるです。今日は初めて、僕のしっぽが動いたです。フリフリフリフリ

　　「シュシュ～シュシュ～。嬉しいのぉ。」

「やっと懐きましたね。親心として、凄く嬉しいです。もう何度も会ってるから」

　　「でしょあそこであきらめちゃダメなんですよ。」

「ハッピーは大会に出てるの？」　

　　「そうですよ。この前は川崎の大会に、滋賀まで行くこともあります。団体戦でこの前は１位を取りましたよ。」

「へ～～～～～～凄い」

ハッピーパパは、アイモードの写真を見せてくれてたです。ハッピーが、色々な競技をしていたです。君は、そんなに凄く格好いい奴だったんだ。あれ、メスだよねぇ。僕は君よりこんなにちっちゃくてオス。僕ももう少ししたら、君みたいに大きくなれるかなぁ。僕もご飯いっぱい食べて、大きくなるよ。ネットから拝借。ハッピーはシェットランド・シープドッグ→→