クンクン
ク~ン、ク~ン。なんだか、いい香り。ク~~~ン
。
素敵な階段よね。
いつも、すぐ手前まで歩いていたのに、ここに行こうとせず、全然知らなかった。
私、迷子になる人だから、1人では開拓しないのですよ
テニスコートの横に、机とベンチがあって、優雅な感じ。
リードを外してみました。
湿った葉っぱの上、初めてで。ぬき足さし足。
しばらく、ハーネスなしで、ちゃんとついてきました。
自転車が通って、びびって走り出し、「ストップ」と言ったら、止まって待っていました。「やっぱり、怖いね。リードしようか。」
同じマンションのシェルキーハッピーちゃんに出あいました。
と~ってもお利口さんな犬で、パパさんの言う事をしっかり聞きます。「うちに小さいのが増えたんですよ。今丁度このくらい。2カ月前。」「何の種類ですか
」「同じシェルキー。ハッピーはママになったんだよね。」「へ~~~いいなぁ。」「今日は、一緒に寝ていましたよ
」「そうぅ~!上手に迎えてあげられたのね
。素晴らしいわ。うちの子、臆病だから、そういうの無理かなって
。」「この子も、1歳の頃何もしつけをしなかったから、獰猛な動物で、私の母を噛んで血まみれで、救急車。この子が暴れるから救急隊員が家に入れなくて、はしご車ですよ。」「えええええ
」「私以外の人の言う事は聞かなくて見下していたんですよ。その後、しつけをして。動物は、男の人は怖いと思っているから、男の人からおやつを貰えるようになると、進歩です。」と、おやつを出してシュシュにくれました。でも、食べません・・・
。かなり警戒して緊張している様子。「あげてみて。」私が食べさせたら食べました。「あらまあ
。男の人とかって顔でわかるんですか?」「分かりますよ。雰囲気で。」「昨日ちょこちゃんママからは食べました。」「女の人だから。犬と犬の顔を近づけて、おやつが食べられたらもう大丈夫。」「へ~~~」「犬好きになるには、努力が必要なんですよ。ほっておいたら、そのままです。」「今度、5時に皆が集まる芝生に行きます
。」その間、ハッピーちゃんは寝転がって、私はお腹をスリスリしてあげていました。パパさんの口をペロペロなめて、「そう、嬉しいの
」ほんとに、通じ合っているっていう感じでした。
シュシュは物凄く臆病なので、正直犬の社会は諦めていました。
よし。犬社会デビュー
するか
娘が小さい頃の、公園デビューみたい。そんな事、もう私の人生にはないかと思っていたわ。
シュシュが、沢山の出会いをくれて、私の知らない世界を教えてくれます。