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CINEMA4D(Prime)レポート

3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

ホオジロザメのモデリングが終わったので、いよいよUV展開!・・・と思ったんですけど(=▽=;なんとなく海の中にいるサメを表現してみたくなって、背景を作ってみることにしました。

照明の事はまだあまり詳しくないんですが、試行錯誤して作った海の中がこちらです↓。

 

 

照明が明るく設定されてるので、ちょっと水族館の水槽みたいに見えるんですけど(-▽-;

これからもう少し照明の調整をしていけば、もっと海っぽくなるんじゃないかな~と思っています。

 

今回このシーンに「床オブジェクト」は使っていません。

 

凸凹した地形は「地形オブジェクト」1つで作りました。

地形オブジェクトはとても便利で、自分で一からモデリングして地形を作らなくても、このオブジェクトを使えば簡単に作ることが出来ます。

 

そして更に海の雰囲気を出すために「環境オブジェクト」を使ってみました。

 

環境オブジェクトは、シーンの全体に働く環境光(アンビエントライト)です。

このオブジェクトを使うと、例えば左の写真が普通の照明を使ったオブジェクトで、右の写真が環境オブジェクト※を使ったオブジェクトです↓。

※環境オブジェクトの光の明るさの%を高くして色を青く設定しています。

こんな感じに光が当たって、影の色も設定した色になっています。

 

 

 

海の底は深くなればなるほど太陽の光が当たらなくなるので暗くなっていきます。

そして遠くを見ると、光の当たらない景色が霞んだように見えます。

その表現をどうやって作ったらいいのか分からなくて、色々やってみたんですけど、環境オブジェクトを使って何とかそれを表現することが出来ました。

 

これが↓環境オブジェクトを使う前の状態です。

 

 

う~ん(==;ホオジロザメや地形に当たっている照明はいい感じなんですけど、地形オブジェクトの端がくっきり見えちゃって、あまり海の底って感じがしませんよね?

背景は「空オブジェクト」を使って青くしてみたんですけど、私が思っている海の底のイメージと全然違います。

 

そしてこれが↓環境オブジェクトを使った後の状態です。

 

 

Wow (☆▽☆)!

今度は背景と地形の境目が霞んで、海の底っぽくなりました。

 

この霞んだ感じを作るためには、属性マネージャの設定内容を変える必要があります。

その設定がこちら目

 

 

ここでポイントなのが「霧を使う」と「背景に影響」という設定です。

 

霧を使う」にチェックを入れると、文字通り霧(フォグ)が発生します。

霧の色、強さ、距離は設定で色々変えることが出来ます。

この霧を使うことで海の向こうに光が届かず、もや~っと見えないような表現を作ることが出来ました。

 

背景に影響」のところにチェックをつけると、空オブジェクトや背景オブジェクトに霧が影響します。

今回私は空オブジェクトを使っていたので、それに霧が影響されたんだと思います。

 

 

・・・っと言っても(==;環境オブジェクトの使い方が本当にこれで正しいのかどうか分かりません。

今回のシーンの場合、環境光の設定は0%に設定してあるので、環境光が影響したと言うよりも、環境オブジェクトの”霧”設定が海っぽいシーンを作ってくれたって感じです。

自分で色々やってみたらたまたまこうなったので、もしかしたらこのオブジェクトを使わなくても、もっと海の中の表現を作る方法があるのかもしれません。

 

 

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今回「環境オブジェクト」の”霧”を使った事で、更に景色が海っぽくなりました。

後はこれに太陽が作り出した波のユラユラした光を入れれば、完璧な海になるはずですチョキ

ホオジロザメの体にその光がユラユラ当たって、悠々と泳ぐシーンを作ってみたいですね。

でもまだその光の作り方が分からないので、それはこれから色々調べてやってみて、出来たらまたブログに書こうと思います。

 

後、やっぱり3Dってモデリングが出来ることも大事なんですけど、ライトの設定や配置に関する知識もちゃんとないとダメだなと思いました。

(=3=;)ふ~・・・ほんと覚えることがいっぱいあるよね~。