ポリゴンって何だ? | CINEMA4D(Prime)レポート

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3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

今日から早速形を・・・と思いましたが、やはり基本的な事は大事だと思うので今日はポリゴンのお話をしようと思います。


みなさんがよく目にする3DCGのゲームキャラクターは、みんな”ポリゴン”で出来ています。
ポリゴンと言うのはこちら↓
photo-4.gif
この平面の板みたいなのがポリゴンです。
平面ですからもあります。

ポリゴンには”3角ポリゴン”と”4角ポリゴン”の2種類と”n-gon(エヌゴン)”と言うポリゴンがあります。
※n-gonは多角形の事です。これから色んな形を作っていくと、その内必ずご対面すると思いますので名前だけは覚えておきましょう。
3Dのキャラクターなどは、このポリゴンがたくさん集まって出来ているんです。
例えばつるっとした球体、これだって一見角がないように見えますが、近づいてみると全部ポリゴンで出来ています。
ですからポリゴンをたくさん使って形を作る(モデリング)すると、そりゃ~もうリアルできれいなキャラクターが出来るんです。

もう一つ例を言えば映画の『トランスフォーマー』とかに出てくる3DCGの映像を観ると本物みたいに見えますけど、あれなんてもうどれだけ凄い数のポリゴン使っているのやら・・・。
考えただけで気が遠くなります(=▽=;


ポリゴン数が増えると言う事は、それだけ処理する情報も増えてHDへの負担が増えると言う事になります。

私の弟くんがゲーム業界にいるので聞いたんですが、一見ゲームのキャラクターや背景なんかきれいに見えますけど、めちゃくちゃリアルに見える部分はしっかりポリゴン数を増やして作って、ポリゴン数を抑えて(ローポリゴン)見せる所はちゃんと抑えて作っているそうです。
だからキャラクターデザイナーさん達って言うのは、HDの負担をなるべく減らす為に色々工夫してむっちゃポリゴン数を考えながら作っているそうですよ。
その工夫の仕方がまさにぴかぴか(新しい)職人技ぴかぴか(新しい)らしいです。
ん~・・・まさにポリゴン職人ですな。

私なんて最初そんな事知らなくて「ゲームのキャラクターって三角ポリゴンで作ってるから四角ポリゴンも最終的には三角ポリゴンで提出してもらわないと・・・。」って言われた時にはもうびっくりしました。
だってそんな知識なかったから、ずっと知らずに四角ポリゴンでモデリングの練習してましたよ。
しかも1体のキャラクターのポリゴン数が凄い事になっていて、な~んにも考えず「このデータを渡したらいいんだ~うっふふ~♪」なんて思ってましたからね(=▽=;。
3Dモデリングのベテランさんが聞いたら吹き出すかもしれませんが、ハンバーガーのゴマとか1粒1粒作っていたのは私です↓。
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(懇親の作”ゴマ”)



おっと話が逸れてしまったので、また話を戻します。
つまりこれからモデリングの練習をする人はポリゴンをたくさん使うとそう言う事になるんだな~と言う事を忘れないようにしましょうたらーっ(汗)

でもCINEMA4Dには便利な機能がありましてぴかぴか(新しい)実際自分がモデリングした物が、どれくらいのポリゴン数なのかちゃんと調べる事が出来るんです。
試しに前回作った立方体オブジェクトのポリゴン数を調べてみましょう。

まず画面右のオブジェクトマネージャー(①)にある立方体オブジェクトの名前をクリックして選択します。
次にメインメニュー”にある”編集”をクリックして”プロジェクト情報...”(②)をクリックします。
すると画面右下(③)の”属性マネージャ”に立方体オブジェクトのポリゴン数などが表示されます。
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これが属性マネージャーの拡大図です↓
ここには選択したオブジェクトの情報などが表示されます。
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この立方体オブジェクトのメモリは0・47KBです。
当然ですがこれくらいのメモリだと、レンダリング時間なんてあっという間です。
つまり美しいリアルなキャラクターとか物を作れば、それだけメモリだって増えますからレンダリングにかかってくる時間も半端じゃないわけです。
作ったものによっては、レンダリングの結果が出るまで数日かかったりする事もあるって聞きました。
いや~凄いです(=▽=;


私もモデリング練習して半年なんですが、3DCGはポリゴンとの戦いだなと思いました。
美しいポリゴンモデルが作れる様になるには、1に練習2に練習・・・もうこれしかありません。
私もまだまだちゃんとしたモデリングが出来ないので、これからも日々練習を重ねたいと思います。