オランダでは《チューリップの島》を造るそうです。
なんだか、楽しそうな・・・・。
でもこれ、チューリップが咲く島じゃありません。
静止衛星から見るとチューリップの形をしていることがわかる全長50kmにもなる人工島です。
スーパーゼネコンの大○建設のキャッチコピーは「地図に残る仕事」だそーですが。
ついにケンチクは地図(地形)を変えることにまで手を出してしまっている・・・なんだか畏れ多いです。
建築家の黒川紀章氏の著書に『TOKYO大改造』(徳間書店刊)とゆーのがあります。
この本のフレーズは「土地がなければ造ればイイ」。
氏はこの本の中で東京湾に3万ヘクタールの埋め立て人工島建設を提唱しています。
効果はモチロン!住宅問題の解消や通勤ラッシュの緩和、地価高騰の抑制、そして巨大地震(関東大震災)への備えです。
もし、巨大地震が起きてもこの人工島を避難場所に開放できる・・・らしい。
さて、氏は共生新党なる政党を創りましたが、その根底にあるのが《共生》の思想。
これには環境との共生とゆー意味も含まれているワケですが、ドー考えても東京湾の1/3を埋め立てた日にゃ環境破壊のナニモノでもないのでは??と思ってしまいます。
さらにこの後実際に発生した阪神淡路大震災では埋立地が液状化現象によって沈下してしまったし。
黒川氏によるとこのプランが実現するのが2025年だそうです。
ちなみに、この本の中では2025年に再開発のアドヴァイザーになる93歳の大建築家が登場します。
つまり、著者ご本人ですね・・・。
今日は汐留へ行ったので、中銀カプセルタワーを見学しました。
近々取り壊される予定のこの建物は黒川氏の代表作ですネ。
近代モダニズム建築を遺してゆく運動である《docomomo》でも存続をアピールし、本人も文化遺産に指定されると発言(した、と報道されたが否定)し、マスコミで一時騒がれました。
でも、ココはマンションですから住んでる方には老朽化やランニングコストなど問題点も多かったのでしょう。
確かに、近くで見ると劣化が激しい。
耐震性能に難があるし、プランニングも今では住みやすいとは言いがたい。
なので、最後に見てきました。
中)カプセル住居の内部です。1階にモデルルームがあり内部を観ることができます。
下)珍しい裏側からのパースです。
やはり同じようにデジカメ片手に外国人の方が数人まわりにおりました。
「これが21世紀の住居形式だ」
とゆー文句が黒川氏の文章と共に外部に掲示されてました。


