こんにちは!

こやながわです。

読みに来てくださりありがとうございます!

 

来週からいよいよゴールデンウィーク。

「あと少しで連休!」という思いと、「まだやることが山積み…」という焦りが入り混じる、そんな時期ですよね。

何かと慌ただしいこの季節、気づかないうちに心が張り詰めていることもあるかもしれません。

そんな日々の中で、ふっと肩の力を抜かせてくれるのが、心に響くドラマの存在。

昨夜放送の『PJ ~航空救難団~』第1話は、ご覧になりましたか?

 

 

 

 
 

SNSでは“特撮出身俳優がズラリ”と話題になっていましたが、私はその中で、どうしても胸が熱くなったシーンがありました。

それが、宇佐美と訓練生・沢井のやり取りのシーン。

 

 

宇佐美:俺はここにいる。

俺は、おまえん中のおまえと話がしたい。

おまえん中の本当のおまえは、なんて言ってる?

 

沢井:全部、俺のせいです。 

俺が家族をめちゃくちゃにしたんです。

俺のせいでお父さんを…。

なのに俺は、のうのうと生きてる。

俺なんかが幸せになっちゃダメなんです。

俺が、お父さんを殺したんです。

だから、絶対に救難員にならなきゃいけないんです。

救難員になって、自分の命を投げ捨ててでも、誰かを救わなきゃいけないんです。

 

宇佐美:沢井、おまえほんとは自分が救われたいだけじゃないのか。

おまえは考えたことがあるか?

俺は今まで、多くの要救助者を見てきた。

救おうとしても、救えなかった命だってある。

だが俺は知っている。

誰かを救おうとして、死んでいった人の心を。

その人はな、最後まで最後まで助けたい人のために、あらん限りの命を振り絞った。

愛する人のことを生かしたくて、守りたかったんだ。

今のおまえを見て、亡くなった親父さんはどう思う?

幸せになっちゃダメなんて言うおまえを見て、どう思うんだ。

おまえの命は、おまえ一人のものじゃないんだ。

命を、無駄にするな!

 

なんて深いセリフ…。

沢井のように、「自分のせいで」と責任を背負いすぎて、自分の幸せを拒むような感覚。

私たちも、ふとした瞬間に抱いたことがあるのではないでしょうか。

でもその気持ちを、真正面から「命を無駄にするな」とぶつけてくれる存在がいることの大きさ。

そしてその言葉が、人を救うこともあるのだと感じさせられました。

 

誰かのために頑張ることは素晴らしい。

でも、それと同じくらい「自分が幸せになることを許す」ことも大切。

今、自分を責めて苦しんでいる人がいるなら、このドラマがきっと救いになるでしょうね。

そんなふうに思えた第1話でした。

 

次回も、心揺さぶられるシーンに出会えるのが楽しみです!