こんにちは!

こやながわです。

読みに来てくださりありがとうございます!

 

新年度が始まって、2週間が経ちましたね。

まだまだ緊張感ある日を過ごしている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時にほっこりできるようなドラマで一日を締めくくれると、少し気持ちが安らぎますね。

 

昨夜放送の『続・続・最後から二番目の恋』は、そんな感じのドラマなんじゃないかなと、初めて観て感じました。

皆さんは、ご覧になりましたか?

 

 

 

 

実は、私は前作までまったく観ていませんでした。

でも、SNSでは「変わらない安心感」「またこの世界に戻ってこれて嬉しい」といった声があふれていて、その熱量に惹かれて今回初めて観てみました。

すると、たちまち引き込まれてしまいましたね!

 千明と和平の自然体なやり取りに、じんわりと胸に沁みるものがありました。

なかでも、千明が語ったこのセリフには、思わず手が止まりました。

 

 

さみしくない大人なんていない。 

大人は自分の時間が有限なことも、今から大きな素晴らしいことが起きないことも知っているから。

そして、歳をとればとるほど、こんなに頑張って生きてきたのに…。

なんでこんなに社会に大切にされないんだろうと、生まれてきてやがて老いていくことは、なんて切ないことなんだろうと思っているから…

今は、子育てという責任がある日々の中で、「さみしい」と感じている余裕はないけれど。

でも、子どもたちが巣立った後の自分をふと想像すると、千明のように感じる日が私にも来るのかな、と。

そして、パートナーという存在がいないということが、将来どう影響してくるんだろうとも思います。

もちろん、自由で気楽な面もある。

でも…

 

 

老後なのかセカンドライフなのかわからないけど、それを一緒に笑ってネタにして共に生きる人がいれば、それならばなんとか乗り切れるんじゃないかと。

千明のこの言葉に、どこか救われたような気持ちになりました。

夫婦でも家族でも、友人でも隣人でも。

"誰かがいてくれることの心強さ"って、やっぱりあるんですよね。

 

今は一人かもしれないけれど、いつか、気の合う誰かと出会える日がくるかもしれない。

そんな希望を持って、今は目の前の毎日を大切にしたいと思いました。

 

ドラマの中で交わされる何気ないセリフが、こんなふうに未来を考えるきっかけになるとは。

この作品が愛され続けている理由が、またひとつわかった気がしました。