こんにちは!
こやながわです。
読みに来てくださりありがとうございます!
「自分のやりたいことを選べばいい」
それが正解のように聞こえますが
現実はそんなに単純じゃないですよね。
特に、家族がいると
自分の選択が大切な人に
どう影響するのかを考えずにはいられません。
そんなことを考えた
『119エマージェンシーコール』第9話
ご覧になりましたか?
高千穂が兼下に、昇任試験を受けて
SR(特別高度救助部隊)に来ないかと
誘いました。
そして、その話を受けて
兼下が堂島に相談に行く場面。
このやり取りが、すごく心に残りました。
SR(特別高度救助部隊)に来ないかって言われてて…正直迷ってます。
俺昔、救助中に、同僚に大けがをさせてしまったことがあって、彼の人生を台無しにしてしまったんです。
妻も、俺が現場に戻ることは心配みたいで…。
俺も、指令課にはやりがいを感じています。
でもやっぱり、助けを求める声を聴いて、今すぐその場に行けないのが、どうしても…。
自分の気持ちだけで決められるなら
もっとシンプルだったかもしれません。
でも、家族の気持ちや
過去の経験が重なると
「自分がやりたいかどうか」だけでは
決めきれなくなります。
そして、誰かに背中を
押してもらいたくなるのも凄く分かります。
「行ったほうがいいよ」
「やめたほうがいいよ」
と言ってもらえたら、どれだけ楽か…。
でも、堂島はあえてそれをしませんでした。
俺が行けと言ったら行くのか?SR
無責任に意見を言うのではなく
兼下自身がちゃんと答えを出せるような
投げかけをしました。
さすがです!
誰かの言葉に頼るのではなく
最終的には自分で決めること。
迷うことは悪いことじゃない。
むしろ、それだけ真剣に考えている証拠。
自分の決断が誰かに影響するからこそ
悩んで、考えて、納得できる選択をする。
そんなことを改めて感じた回でした。

