こんにちは、こやながわです。
読みに来てくださってありがとうございます!
昨晩放送の日曜ドラマ『さよならマエストロ』
第9楽章で親子の絆が回復し
ラストシーンでは
二人が仲良く演奏を楽しむ姿に
思わずホッとしました。
ドラマ開始28分40秒〜
俊平が響を励ますシーンがありましたが
そこには親子関係が崩れた原因が
隠されていました。
俊平:ひびきっ!良かったよ!すっごく良かった!
ごめん。ファイナルは聴けないけど、受賞者のコンサート、パパが振るから。
やっと叶うね。響とパパでメンデルスソーン先生のバイオリンコンチェルト。
ごめん。もう行かなきゃ。
本当に、いい演奏だった。
響:ありがと。
俊平:あ、そうだ。第3楽章の第2次第、少し走ったね。
あそこを修正すれば、ファイナルもっといい演奏ができるよ。
がんばって!
響:もっと…。パパは何もわかってない。
もっといい演奏なんて、できないんだよ。
今のが私の最高だったんだよ。
もう、がんばれないんだよ。
ーーー 響は、ファイナルの時間にコンサートホールから逃げ出し
そこで事故に遭ってしまう ーーー
俊平:どうしたの?なんでこんな…。
響:パパにはもう会いたくない!音楽もやらない!
パパに私の気持ちは、一生わからない!
パパのせいだよ、パパのせいで私、音楽が嫌いになったんだよ!
響は、自分の気持ちを言葉で伝えず
パパが気づいてくれることを
期待していました。
しかし、言葉にしなければ
相手は理解できません。
また、響が音楽を嫌いになったのは
「パパに認められるために音楽を続けていた」
からです。
評価が目的だったため
それが得られないと
続ける意欲を失ってしまったのです。
<自分の「好き」を見失わないために>
大人になると、「好き」や「楽しい」よりも
メリットやデメリット、周りの評価で
物事を判断してしまいがちです。
でも、何のためにそれをやるのか。
その答えは、自分の心と向き合う時間を
確保することで見つけられます。
今、あなたが続けていることは
誰のためですか?
「ドラマからコミュニケーションを学ぶ」
今日は東日本大震災から13年目。
命を助けられたことへの感謝を胸に
今晩の月9を見ながら
命を何のために使うのかを
改めて考えたいと思います。

