こんにちは、こやながわです。
読みに来てくださってありがとうございます!
金曜ドラマ『院内警察』
第2話も非常に見応えがありましたね!
第1話では「感情ことば」が
成功したシーンが描かれましたが
第2話では冒頭早々
「感情ことばが省略されてしまった」場面を
見つけました。
<正論だけでは届かない理由>
ドラマ開始3分
外科の術前カンファレンスでのシーン。
外科医の上條萌子が
執刀医を外されたことに対し
「毎回、榊原先生に難しいオペを
奪われていたらこの病院の外科医は育たない」
と主張します。
萌子の主張は、理にかなった正論です。
しかし、もし相手を仲間と捉えるのであれば
そこに「感情ことば」を加える必要が
ありました。
たとえば、
『私は、執刀医を降ろされて悔しいです。
そして、毎回榊原先生に
難しいオペを奪われていたら
この病院の外科医は育ちません。』
このように感情を伝えることで
相手に自分の気持ちを
理解してもらいやすくなります。
<日本語と「感情ことば」の難しさ>
英語の場合
「I(アイ)」から始まる文法が
感情を伝える形になっていますが
日本語は主語を省略できるため
正論だけを主張しがちです。
その結果、
・伝える側には「相手を責める感情」
・伝えられた側には「責められた感情」
が生まれ、対等なコミュニケーションが
難しくなる場合があります。
<学校では教えてくれないコミュニケーション>
「感情ことば」を使うことは
相手と対等な関係を築く上で
とても重要です。
特に仲間同士の場合
「正論+感情ことば」が
コミュニケーションをスムーズにする
鍵になります。
<『院内警察』の魅力>
今回の第2話では
理論的に正しい主張が
どのように受け取られるのかを
考えさせられるシーンがありました。
これからも「感情ことば」の
重要性を意識しながら
ドラマを楽しみたいと思います!
「ドラマからコミュニケーションを学ぶ」
来週も引き続き『院内警察』をチェックしていきますね!

